強烈な「目的」が無いとあなたのお店にはお客様は来ない

社会人向け加工食品専門学校ピクルスアカデミー

おはようございます。

今日はいい天気ですねー。

山口は雲一つありません。

さて、今日はお店にお客さんを呼ぶ方法についてお話しします。

「呼ぶ」というより「選んでもらう」という方がニュアンス的には正しいかもしれません。

うちの講座では1にも2にもマーケティングが重要だという話をします。

食材は拘ってないし、効率最優先でオペレーションを考え、それでも売上が立つのはマーケティングに全ての力を注いでいるからだ、とお伝えしています。

ただ、これは勘違いしてほしくないのが、「品質を最重視していないというだけで、蔑(ないがし)ろにしているわけでは無い」という事です。

例えば、うちのランチでの看板メニューの「肉汁たっぷり悪魔ハンバーグ」は、国産肉100%にしています。

私のいつもの論調で言えば「外国産を使って原価を安く抑えろ」と言いそうですが、外国産に比べ味も全然違いますし、原価があがったとしても国産100%と謳うマーケティング効果を加味しても国産にするべきだという判断をして国産を使っています。

ただ、山口県内産牛100%と国産100%のものを食べ比べた時に、正直私には味の差は感じられず、県内産の牛を使ってお客さんがどれだけ増えるのかを考えて、そこは国産牛にして原価を抑えました。

このように全部が全部安いものを選んでいるわけではなく、譲れない部分と妥協できる部分を考えて決断をしているのですが、ただ他の経営者に比べ譲れない部分(プライド)がかなり少ないのが私の経営スタイルです。

じゃあ、高級な食材ばかりをつかっている訳ではないのに、何故うちのお店にはお客さんが来てくれていたのでしょうか?

それは「お客さんの記憶と印象」に残っているからです。

これまで何度もお伝えしていますが、私はこの会社を作るまで飲食店勤務の経験はゼロの人間です。

ピクルスも作ったことない、カフェも行ったことない、コーヒーも全く飲まないし興味もない。

お腹が空いたら松屋や吉野家で十分じゃん、という考えの人間です。

そんな男が、突然オシャレなピクルスを作り、女性客が9割をしめる80席の大型カフェを運営出来ていたのにはちゃんと理由があるのです。

これは私の前職のキャリアが相当影響を与えているのですが、私は長いこと東京でTVの制作会社に勤めていました。

常にお客様は視聴者という不特定多数の老若男女。

いわゆる、群衆を相手に「情報」を届けるという仕事をずっとやっていたのです。

モノは売ってないのに、映像や情報を届けるだけで、放送された店に客が押し寄せるという光景をずっと見て来ました。

放送を見た人達は食べたことのない「モノ」、映像でしか見たことのない「モノ」を求め、そのお店に押し寄せます。

これがまず第1フェーズの「印象」だけで人間が行動を起こす群集心理です。

群集心理を引き起こす為には、強烈なインパクトや印象に残る何かを与えないといけません。

私は事業を立ち上げる時に、常にこれを意識してやっていました。

圧倒的なビジュアルのピクルスやランチの看板メニューの肉汁ハンバーグがそれです。

普通の商品を普通に売っても誰も注目しません。

気づかれないということは存在していないという事と同意義です。

まずは世の中に存在を知ってもらう。

その方法で一番簡単なのが「印象」に残る商品開発なのです。

その中でも最も簡単なのが見た目の印象です。

私はランチメニューを考える時に、パスタ、オムライス、ハンバーグのどれかをメインにする事を考えました。

見た目で一番インパクトがありそうなのがオムライスでした。

ふわふわの卵を割ったらトロトロの半熟卵が出てくるあれです。

パスタもカルボナーラやペペロンチーノなども候補にしていましたが、結局それらは選びませんでした。

理由は、作り手によって差が生じるからです。

うちのスタッフは全員ど素人の学生や主婦のバイトです。

その人達に焼き加減や卵が絶対焦げないようにひっくり返せというのは土台無理な話なのです。

それにうちのスタッフは学生が多く、卒業したら絶対にバイトを辞めます。

その度に品質や味に変化があっては困るのです。

しかし、ハンバーグは試作を重ねていくうちに、誰が作っても肉汁が飛び出すコツが分かってきました。

そうなると、後はその要因を突き止め数値化するだけです。

ミンチのグラム数、撹拌時間、パティの成型、片面の焼き時間、蒸し時間、全部数値化して誰が作っても100%肉汁が飛び出すハンバーグが出来る様にマニュアル化をしました。

映像をみてもらえればわかりますが、全部肉汁が飛び出しています。

「肉汁ハンバーグ」と謳うのであれば、取材が来ても、家で作っても、まかないで作っても100%肉汁が飛び出ないといけないのです。

こういう商品が出来たら後は勝手に拡散されます。

これが私のお店がお客さんに選ばれていた理由です。

あのハンバーグ食べてみたい、という目的をお客様に持たせる事が第一段階の重要なフェーズなのです。

食べたことのない商品を、如何に食べたいと思わせるか。

これが出来たら次は、記憶に残るシステム作り「リピーターの創出」です。

リピーターが創出できるとテイクアウトの注文が必ず増える。お客様の「印象と記憶」に残る飲食店経営を目指す。

飲食店経営は観光地でない限り、リピーターがいないと絶対に成立しません。

一発屋じゃダメなんですよ。

それを教えるのがこの講座の役割でもあります。

こういった思考方法や起業をしたい飲食未経験者の方、お待ちしております。

それでは!

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