北陸新幹線開通で過去最高売上を達成した卒業生。ブームで終わる店とキープできる店の差

ここ最近ニュースで報道されまくっている北陸新幹線の開通。

この北陸新幹線の新たな始発駅と終着駅となっているのが「敦賀駅」なのですが、去年の8月にこの開通を見越してピクルスアカデミーを受講された方がいます。

それが「中道源蔵茶舗」の中道さんです。

中道さんは敦賀駅に併設されている「ちえなみき」という公設書店の中に、カフェを運営するテナントとして唯一入っているのですが、当時は売上が想定していたより低く、その立て直しと、きちんとした加工品の製造方法を学び新幹線開通までに商品を完成させたい、という理由で受講されました。

その当時の中道さんの受講後の感想と、私が提案した施策の内容はこちらの記事に詳しく書いているので、是非ご覧ください。

新幹線の開通のニュースを見るたび、中道さんどうなってんのかな?と思っていたのですが、気になってしょうがなかったので「売上どんなですか?」とだけメールを送ってみました。

するとすぐに返事が返ってきました。

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お久しぶりです!

北陸新幹線敦賀開業致しました!

売上はOpenしてから過去最高になりましたが、それでもまだまだだと思っています。

それが加工食品という方向になっていきたいと思っていますが、開業までにイベントの運営の方をしたり、商店街のことなど、ちょっと自分のお店の事にかかれなかった(言い訳でもあります)のが現実なのですが、また今後のことを考えた行きたいと思っています!

メッセージありがとうございます!

加工食品作れるよう頑張ります!

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ひとまずよかった…

売上過去最高。

でも喜んでばかりではいられません。

だって、こんなの当然だから。

日本中が沸いているんですからお客さんが来て当然です。

こうなる事は去年の段階でお互い共通認識をもっており、怖いのがこの新駅開通特需が終わってひと段落ついた時なんです。

だから中道さんは受講をしたんです。

どんな店でもオープンして3ヶ月くらいで売上が絶対下がってきます。

そのボーダーラインをどこに設定し、どういった商品構成で売上をたてていくか、どうやって売上をキープしていくか。

カフェメニューだけでは客単価の上限は見えている、だから加工品を作って客単価を上げる、そして店頭販売だけでなく卸用の商品もつくって収入の柱を増やす、など悪い未来をわざと想像して先を見越して先手先手を打っていかないと、何かあって付け焼き刃的に策を講じたところでもう遅いのです。

オープンして3ヶ月で売上は下がるのが当たり前、下がらなかったらラッキー、という考えで事業の計画を立てないと、本当に痛い目みますよ。

私は自分の店がオープンした時に、妻には毎日の様に「早く特需が終わってほしい。早く平日の平均売上が知りたい。正常値が知りたい。」と言っていました。

サンドイッチだけで平日売上が20万、ピクルスで10万。

こんなの異常です。

長く続くわけがない。

経営者は新規開店ごっつぁん売上なんてどうでもいいんです。

そんな一過性の売上より、早くこの店の底力が知りたいんです。

この店は必要とされているのか、ただのブームなのか。

3ヶ月くらいで売上が減っていきますが、そのスパンが4ヶ月、5ヶ月と長ければ長いほどその店がもっている底力は強いです。

逆に1ヶ月くらいで売上が激減するようであれば、それはただのブームです。

うちの場合は4月にオープンして3ヶ月目に一気に売上が下がりました。

やっぱりな、と着々と準備をしていたランチ営業を8月にスタート。

そこで売上は回復し、それをずーっとキープし続けて今があります。

中道さんは今回加工品開発が間に合いませんでした。

新幹線の開通は店の新規オープンなどとは訳が違うので、この売上は1年は続くと思いますが絶対に下がってきます。

売上が良い時は資金も心にも余裕があります。

その時に次の策を講じるのです。

売上が落ちた時は余裕がなくなり、正常な判断が出来なくなります。

私を含めほとんどの経営者が経験している事だと思うので、今回は自戒の念を込めて書かせて頂きました!

※以下事例で紹介している方は全て2ヶ月フォロープログラムを受講された方です

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