資格を取らずに「稼ぐ」ということ

社会人向け加工食品専門学校ピクルスアカデミー

最近(ほんとこの2週間前)ですが、約14年ぶり位に制作依頼をお受けしました。

発注元は萩市で一番歴史のある割烹店さんです。

人は何を見てあなたに仕事を発注するのか、何をすれば仕事が貰えるのか、具体的な方法を書きました。
発注者は資格ではなくあなたの実績をみて判断します。

私の住んでいる萩市という街を知らない方がほとんどだと思うので、少し説明すると、萩という地名は幕末の明治維新が好きな人だったら100%知っている街です。

吉田松陰、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、桂小五郎、山縣有朋など歴史の教科書で一度は見た事があるような人物等が、外周10キロしかないこんな小さい三角州の中で育ち明治維新の礎を築いた、という事で、維新志士好きからしたら絶対に外せない場所なのです。

私たちは小学生の頃から全員吉田松陰先生の言葉を毎朝朗読し、暗唱させられるほど儒教の教えを叩き込まれます(笑)

私の家はその吉田松陰先生の妹お文さんと夫の初代群馬県知事の楫取素彦が暮らしていた家です。

もちろん血のつながりは一切ありません(笑)

萩市には明治初期の政治家や軍人が山ほどいるので、住んでる家が昔のお偉いさんの家だったというのは特段珍しい事ではありません。

話を戻して、萩市というのはこういった地域なのですが、つい先日萩で最も歴史のある割烹の社長から10年ごとに行なっている創立記念パーティーの制作物の依頼のお話がありました。

制作依頼の内容は、

・インビテーション(招待状)のデザイン
・海鮮の瓶詰め3商品の商品化とデザイン
・以下の冷凍刺身の外箱デザイン

の3つ。

元々の依頼はこれの倍以上あったのですが、ご提示頂いた製作費だとこの3つが限界だったので、まずこの3つをお受けしました。

この講座はお金と真正面から向き合うので制作費についてお話しすると、50万以上100万円以内の範囲です。

そこで、ここからが今日の本題なのですが、みなさんはどうやったらこういったお仕事の発注依頼がくると思いますか?

広告を出す
自分で営業活動をする
知人からの紹介
…etc

方法はいくつもあるので、正解はありません。

今回の私の場合は、「10年前に一度仕事を請け負った事があった」というリピート発注です。

ではもっと深掘りして考えてみましょう。

その初回の発注はどうやって得たのか?」はどうでしょうか?

正解は、「タダで制作物を作るからなんでも作らせて欲しい、と事業をしている知人友人に声をかけまくっていた」でした。

この当時の私は起業に向けて、デザインやHP、撮影技術を独学で勉強し始めたばかりでした。

練習で作品を作ってはみるものの、やはり練習の域を超えないので、本気で取り組むためには仕事として取組むしかないと考え、タダで作るので採用しようがしまいがどっちでもいいので作らせて欲しい、と営業活動に出まくっていたのです。

その当時はまだ働いていたので、給与を得ながらの活動ということになります。

請け負った仕事は、

HP制作
ポスター制作
飲食店のメニュー作成
商品撮影
名刺制作
ショップカード制作
ポイントカード制作

など、当時の自分の実力以上の依頼でも、何でもかんでも出来ますと言って請け負いました。

その当時作った制作物を今見てみると、クオリティも稚拙なものがほとんどなのですが、当時はありがとう!と感謝こそされど、苦情や作りなおしを言われる事は一件もありませんでした。

何故だと思いますか?

理由は「タダで作っている」からです。

稚拙なクオリティとは言いましたが、それは私からみたらそうなだけであって、普通の人がみたら普通に良い感じのものに見えるものにはなっています。

そのレベルのものがタダで手に入るのですから、それはそれは感謝されました。

私は自分の技術レベルの向上と、なにより「制作事例」が欲しかったので、この営業方法で一気に制作事例を量産し、数ヶ月後にはこの事例をもって正規の料金を頂くデザイナーとして営業活動にバンバンでることになります。

この手法で起業資金を貯めたのです。

この事から分かる通り、誰かが私に仕事の依頼を出す理由は「私が何が出来る人か知っているから」です。

決して何かの「資格」を持っているからではありません。

「◯◯マイスター」や「〇〇上級アドバイザー」など、資格のようなものもうちは一切発行していません。

ゴリゴリに売上だけを成果としてみなしているので、そんな民間が勝手に作った資格に意味を感じないからです。

資格をとって安心するいわゆる「資格ハンター」になっていませんか?

資格をとったからといって仕事が舞い込むと思っていませんか?

国家資格の士業でない限り、私は民間が発行した資格に信用を全く置いていません。

この講座を受講すると資格は得られませんが、加工品製造の知識の殆どを習得する事が出来ます。

なので、受講後に皆さんが真っ先にやる事は「なんでもいいから商品を完成させ、販売する」事です。

これをする事で、身近な人間関係から「加工品製造が出来る人」という認知を得る事が出来ます。

これが外注を請け負う本当の第一歩で、「商品があなたの名刺」になるのです。

当然、この名刺は多ければ多いほうがいいので、飲料水やドレッシング、ソース、調味料、お菓子類など様々な商品が作れる様になっていれば、お客様からのニーズを取りこぼすことなく発注を受ける事が出来ます。

恐らく私の地元での認知は「椋木に頼めば何でもやってくれる」というものになっているはずです。

全国で1000人以上を開業させ、加工品の製造を学ばさせ実際に商品化させ、かつ自分でも商品開発をしてデカいカフェを運営して大企業とも取引をしている、しかも一人で。という事実をもう14年続けているので、地元での知名度は高い方です。

つまり、あなたに仕事を発注する人が真っ先に見たいのは、あなたの「制作事例と実績」です。

「資格」じゃありません。

あなたが何を作り、どんな実績を積んでいるのか。

もちろんあなたの商品が有名になればなるほど説得力は増し、依頼も勝手に増えていきますが、まずは高望みせず「一つ確実に商品を完成させ、販売する」ことから初めてみてください。

この講座のインタビュー記事にも、何者でもなかった人達が技術を身につけ自分の肩書きを増やし事業を拡大している方達が多くいらっしゃいます。

インタビュー記事一覧
https://pickles-school.com/review

最初は本当に自分なんかに出来るのか?と不安を抱えられていますが、やってみたら「たったこれだけのことなのか!」と全員同じ感想を持たれます。

まずは一歩「実際に商品を作って、世に出してみる」これに勝る経験の積み方、成長の方法はあり得ません。

みなさん、頑張ってください!

それでは!

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