講座の感想を詳細にご報告頂いた60代女性卒業生

今回ご紹介させて頂くのは、少し違った経緯で受講をされた四国在住のMさんという60代の女性です。

長文で事細かに受講の感想を送って頂きました。4/9に四国から5時間かけて山口まで受講されたMさん。
是非ご一読ください。

何が少し違うかというと、卒業生からの紹介を得て受講に至ったという「経緯」の部分です。

実はMさんは加工品製造に興味はあるものの、保健所に聞いても回答が要領を得ず本気でどうしようかと悩んでいた時に、たまたま知人だった卒業生のIさんにその悩みを相談したところ、「ピクルスアカデミーという講座があるから一度問い合わせた方がいい。実際に私が受講してるから内容は保証する!」と勧められてオンライン面談に参加されました。

勧めてくださったのは関西在住のIさんという卒業生です。

当時のヒアリングシートにはこの様に書かれていました。

現在菓子製造業、惣菜製造業を取得したキッチンがあります。1人事業。パートさん1名。臨時増員出来ます。

今朝午前中、地元保健所さんに、漬け物製造業と、密封包装食品製造業の問い合わせをしてみました。

加工場の図面を持って一度出向いてくださいとのことでした。

加工場の床がPPタイル張りで水で流すことができないことが気がかりです。

漬け物製造業、密封包装食品製造業の取得ができないとなると、受講もあまり意味がなくなってしまいますので、アドバイスのように「こじんまりやります。」アピールをして取得にこぎつけたいと思います。

家族のOKがもらえるよう説得中です。

ジンジャーバターが作りたいと申しましたが、先ずはピクルスからスタートしたいです。

野菜はたくさんあります。

許可取得の代金は出せます。設備投資は難しい。出せて10万円以内です。

面談ではもっと詳しくお話を聞いたのですが、全然追加の設備投資をしなくてもよさそうだったので、あとはノウハウとどうやって販路を広げるか、ですね、というお話しをさせてもらい、先日の山口講座にお申し込みをされました。

その感想が昨日届いたのですが、とても事細かに書いてくださっているので受講を検討されている方は是非ご一読ください。

とても詳細に綴られています。

ピクルスアカデミー 実技受講の感想

このたび、山口市の本校でピクルスアカデミーの実技講座を受講させていただきました。
遠方からの参加で、交通手段、受講料のことも含めてかなり悩んで悩んでの申し込みでした。

私は農業の傍ら、小さいながら総菜製造業と菓子製造業を取得したキッチンで、自家栽培の生姜を使った加工品を作っています。

一年に一回(梅雨すぎ~夏)地域の飲食店、加工品製造業者、農家向け検便のタイミングに合わせて、自分なりに保健所の製品の細菌検査を受けてきましたが、「それは製品の細菌検査としては完全ではなく、賞味期限を担保するものでもないと」WEB面談で椋木さんにはっきり言われました。

そういう現状の為、ピクルスの製造方法を学ぶのはもちろんですが、細菌検査や製品のPHの測定法、食中毒など事故を起こさない加工品作りの基本を学ぶために受講しました。

農業は一度に大量に収穫があったり、キズや形が悪く生鮮で販売しづらかったり、安く売るしかなかったり、自家消費しても余り、廃棄することがたびたびあります。

また、ご近所さんに同じく「出来すぎて困った野菜」をたくさんいただくことがあります。

そういう時にピクルスやいろいろな加工品にすることで、地域の農家仲間と連携し、廃棄を無くし、地域の加工場になっていきたいという思いがあります。

地元の食ビジネスの大学では学びきれなかったことが学べるのでは。という期待もかなりありました。

実技講習の前日の夜中に出発し、早朝4時に萩野菜ピクルスに到着。

仮眠を取ってから授業に臨みました。

まずは店舗とサンドイッチの冷蔵設備、製氷機など、カウンター内の許可区域の説明や、物販コーナーを奥のカウンターはそのままに、思い切って入り口正面に新設したらたくさんお客様が手に取ってくれたなど、日々の営業の中でどんどん改善されているところを見せていただきました。

また、車椅子やベビーカーと一緒にでも利用可能な広々としたトイレ、ボックス型の授乳ブースなど、衛生面・安全面はもちろん、誰もが安心して利用できる環境が整っていました。

フロアも座席と座席の間が広く、ベビーカーが余裕で通れます。いろんな世代のお客様に居心地の良いお店作りがされているところを見せていただき、実技に入りました。

【受講してよかったこと】
ピクルスアカデミーの実技講座を受講して本当に良かったと感じたのは、「現場のリアル」を肌で感じながら学べたことです。

設備や許可区域の説明など、加工場としての基礎からしっかりと教えていただき、机上の知識では得られない実践的な理解につながりました。

また、実際の製造工程や商品のバリエーション、売れる・売れにくい商品の特徴など、長年培ってきて積み上げられた工夫や現状について、詳しく教えていただき、商売としての視点も学べたことが大きな収穫でした。

ピクルスというと瓶詰で、液体が充填されていて「重たいもの」というイメージでしたが、出来上がったピクルスはどれも可愛くて、ピカピカで軽やかな感じさえするものでした。

不思議です。

授業の終わり頃には「自分にもできるかもしれない」「挑戦してみたい」という前向きな気持ちが自然と湧いてきたことが、最大の収穫です。

【授業内容で驚いたこと】

一番驚いたのは、使用されていた調理器具が本当に一般家庭でも見かけるようなものだったことです。

プロの製造現場というと、特別な機械や、それなりに大がかりな設備を想像していたのですが、「工夫と正確な作業」があれば、身近な器具でもここまで美しい商品が作れるのだと知り、目からウロコが落ちました。

ピクルス液の作り方も目の前で見せていただきました。

使うたびに材料の購入先、コスパについても説明があり、出来上がったピクルス液は、完成するごとに一種類ずつ味見をさせていただきました。

想像していた「ピクルス=酸っぱい味」というより、「優しいお味」という表現がぴったり!

特にさつまいもやミニトマトのピクルスに使われているスイート系のピクルス液がとても美味しかったです。

実技が一番しっかり伝わる、野菜の茹で加減や色の変化の見極め、トマトの湯剥きなど、実際に自分の手で体験できたことが良かったです。

トマトの湯むきでは、スピードと確実さ、茹で具合の見極めなど、失敗したお話も交えて教えていただきました。

簡単にお話ししてくださいますが、工夫と技術の数々と試行錯誤を惜しみなく公開していただき、ありがたい。の一言です。

一見シンプルに見える作業にも、プロならではの視点や積み重ねられた経験が詰まっており、非常に勉強になりました。

ゼリーの実物の美しさも想像以上で、画像で見るよりもずっと印象的でした。

原材料の選び方や、地域性を活かしたバリエーション展開についても教えていただき、ご当地ゼリーのアイデアが膨らみました。

【講座内容は満足できるものだったか、それはどこですか?】

講座内容は、大満足でした。

実技を通して、「なぜその工程が必要なのか」「どうすれば失敗しないのか」といった、実践的かつ根拠ある知識を丁寧に教えていただきました。

特に、材料の計量の方法や瓶詰めのコツなど、細かい部分まで実際に見て・聞いて・体験できたのは、とても貴重でした。

また、菌検査への考え方は繰り返し何度も何度も注意喚起がありました。

製造許可に関する具体的なアドバイスなど、「商品を作る人」だけでなく「商品を売る責任者」として必要な視点も得られたことが、今の私には非常に心強く感じました。

何より、受講者一人ひとりの目線に立ち、惜しみなく知識と経験を共有してくださる姿勢に、深い感謝の気持ちでいっぱいです。

実際の販売経験に基づいた、バリエーションや人気ランキング、逆にあまり売れなかったフレーバーなども率直に教えていただき、非常に実践的な学びが得られました。

この学びを今後の製造や販売にしっかり活かしていきたいと思います。

講座の中で、サンドイッチの製造も見学させていただきました。私はマヨネーズが苦手なので、一生作ることはないなと思っていたのですが、材料と色合いの組み合わせ、ボリューム感と見栄えの良さに驚きました。

野菜たっぷりのオリジナルサンドと、ホイップクリームたっぷりのフルーツサンドの断面を実際に見ると「機会があれば挑戦してみたい!」と思わされました。

まだ作り始めたばかりという「飲むお酢」は野菜を使っていて、新しさがあってとても面白いなと思いました。

作り方も斬新というか、びっくりというか、、本当にあっという間!キャップの嵌め方も教えていただきました。

ラベルが何ともほっこりする感じで、全体を通じてデザインの大切さを痛感しました。

一日の実技講習で学びきれるのかなと思いましたが、業務用ピクルスの製造方法も含め、サンドイッチや、メニューへの活用について幅広い内容を数時間で学べました!

密封食品製造業については、今回の受講後に申請を進めることが最適と教えていただいたので、早速準備を始めています。

現状の設備で対応できることなど、具体的なアドバイスがありがたかったです。

帰りの車の中では、学んだバリエーションのことや使いたい食材についてアイデアが次々と浮かび、余韻に浸りながらの帰路になりました。

帰宅後、バニラを栽培している農家の友人がついにバニラビーンズを完成させたという、嬉しいニュースが飛び込んできました。

なんというタイミング!

地場産バニラビーンズを家のお芋と組み合わせたピクルスにできるかもしれない!…と、夢がどんどん広がっています。

今後はWeb講座が始まり、当日の授業動画も視聴できるということで、復習や見逃していた内容の確認ができる点も非常にありがたいです。

pHや菌、測定器具、数値についての知識をさらに深め、安全で美味しい加工品づくりに活かしていきたいと考えています。

今回の受講は、知識と技術、そして新たな可能性に出会える、非常に満足度の高いものでした。

帰りしなに椋木代表さんに「儲けてくださいね~!」 と声掛けいただきました(笑)

せっかく学んだことを無駄にせず、儲けにつなげる。大事なことだなと思いました。

講座の前ですが、フライングで細菌検査機関を紹介していただきました。

早速検査のお見積り、申し込みと進めています。ありがとうございました。

WEB講座期待しています!
今後ともよろしくお願いいたします!!

いかがでしたか?

客観的に何度読み返しても、もれる事なく全部書かれています(笑)

これまでも講座の感想を事細かに書いてくださった方もいらっしゃいますが、同等の熱量でご紹介いただきました。

【歴代No.1!講座の感想をめちゃくちゃ詳しく書いて下さった受講生】

来月は全国に飛び回って講座を開きます。

これまで遠すぎて受講でき

なかった方の為に5月は死ぬ気で働きます!

使う機材や食材も山口で使っている全く同じものなので、差異は全くございませんのでご安心を。

それでは!

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卒業生の実績、受講生の感想など


※以下事例で紹介している方は全て2ヶ月フォロープログラムを受講された方です

  
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