一人起業を勧める理由
社会人向け加工食品専門学校ピクルスアカデミー
全くの未経験者の方が受講される場合、私の講座では基本的に一人で起業することを勧めています。
理由は以下の3つ
・スタッフの人件費分を稼ぐ必要がない
・事業が失敗してもダメージを最小限に抑えられる
もちろんこれだけではありませんが、私が1人で起業した時に考えた大きな要因はこの3つでした。
それぞれ詳しく説明します。

4年間はずっと一人でした。お店を出店する際はテストマーケティングで商工会議所に許可をとり商店街に仮出店し、お客さんの反応を見ました。
【意思決定は自分だけにした方がいい】
これについてはこれまでも何度かお話ししましたが、友人や知り合いなど共同経営で事業を立ち上げると、ほとんどの場合いずれ決別するようになります。
私の周りで共同経営で事業を立ち上げ、続けている仲間はゼロ組です。(※夫婦や兄弟などの親族経営は除く)
私の友人で自他共に認める大親友同士の共同経営者ですら、最後は揉めて決別していきました。
決別する殆どの理由が「意思決定のもつれ」です。
事業の立ち上げ時は不安と恐怖が押し寄せてきます。本当にやっていけるのだろうか、事業はうまくいくだろうか、など不安の種は尽きる事はありません。
そんな時に手を出しがちなのが、「仲間と事業を立ち上げ不安感を分散させる」という行為なのです。
私は経営者は常に孤独なのは当たり前で、それを自分で乗り切る強さを身につけるべきだと考えています。
事業を運営していると予想だにしない危機的場面に何度も出くわします。
それを乗り越える事で幹の太い経営者になっていくものだと思っているのですが、それを他人の力を借りなければ乗り越えられないような経営者は事業を興すべきではないと考えています。
そして危機的場面に直面した時が、共同経営が一番揉める時です。
どうやってこの危機を乗り越えるかという時に、考え方の違いが必ず生じます。
うまくいってる時はいいんです。事業が下火になってきた時に揉めるのです。
なので大変ではありますが、私は事業は一人で立ち上げるべきだと思っています。
【スタッフの人件費分を稼ぐ必要がない】
私は起業して4年間一人でした。正直、めちゃくちゃ気が楽でした。

一人では事業が回らなくなり、事業開始後4年で初めてバイトを雇う。事業が回り出して雇用しても遅くない
理由は、人を雇っていないので自分の給料だけ稼げればよかったからです。
人を雇うということは、自分の給与よりもその人の人件費を最優先に考えなければなりません。
つまり、責任が生じるのです。
この精神的負担はめちゃくちゃでかいです。
受講生の中には起業する段階で、最初からスタッフを雇用する計画を立てている方がいらっしゃいます。
話を聞いて、この人は大丈夫だ、という人はそのままにしておきますが、大抵の場合は「待った」をかけています。
人を雇うのは事業が上手くいってからでも遅くありません。
私が人を雇ったタイミングは、一人では手が足らなくなり、人件費も捻出できる売上が確保できていたからです。
今は30名のバイトを雇っていますが、最初は1人だったのです。
【事業が失敗してもダメージを最小限に抑えられる】
一人で起業するということは、その程度の規模の事業なので初期投資200〜500万程度でしょう。
この程度なら全額融資で賄っていたとしても、事業が失敗してもバイトでもすれば数年で返済できます。
私は300万円で起業しましたが、手持ち15万円しかなかったので全額融資でした。
無謀といえば無謀ですが、失敗してもこの金額なら返せるだろ、と思っていたので特にプレッシャーも感じませんでした。
この講座自体が私の事業モデルをもとにした講座内容になっているので、どうしてもスモールスタートが基準になっています。
しかし、ピクルスを作り始めて3ヶ月目でセブン&アイと取引が始まり、その時でさえ私一人で製造をしていました。
スモールスタートだからと言って、大企業と取引が出来ないわけではありません。
規模は関係ないのです。
それでは!

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