「品質重視の商品」と「売れる重視の商品」
社会人向け加工食品専門学校ピクルスアカデミー
昨日に引き続き、受講生の感想です。

この方は先日記事で書いた「受講前なのにアドバイスしただけで成果を出した受講生」のNさんです。
記事はこちら
Nさんはとても素直で、私がアドバイスしたことをスポンジの様に吸収してすぐに実践してくださり、その報告が正確なので認識の齟齬がほとんどありません。
Nさんは事業を生み出すのではなく、ご主人が閃いたアイデアを具現化するのが得意な方です。
なので、実務をやるのは殆どSさんになるのですが、受講後の面談でSさんの現場での優先順位を聞いていると経営者視点ではない事が気になったので、そのまま聞いてみました。
「ご主人と意見の食い違いが結構でません?」
「めっちゃでます!!」
と、予想通りの答えが返ってきました。
簡単に言うと、品質優先のNさんと、売上優先のご主人、です。
Nさんはこの前アドバイスした通り、お店の営業を制限し、毎週末県内外のイベント出店にシフトをしました。
そこまではいいんです。
いいんですが、Nさんの現場の回し方だと、売上が絶対に立たない、出せば売れるのに品質を追求するあまり売るもの自体の数が少なくなってしまうのです。
その制限のおかげで、旦那さんは自社ブランドの強みを無視した商品でイベント出店をしようと画策しており、「その商品は絶対に売らない方がいい!せっかくここまで育てたブランドイメージぶち壊す事になりますよ!?」と本気で止めました。
そのことはNさんも十分認識しているらしく、「わかっているんだったらNさんの優先順位の価値観を変えて、品質はある程度まで妥協して最低限お客様にだせる方法を考えないと後戻りできなくなりますよ!?」とお話して、私が現場に立つんだったらこうするという案を幾つも提案しました。
すると、「その案、ほとんど旦那に言われてたやつです…私が全部止めてました」とのこと。
彼女の名誉のために言いますが、Nさんは心の底から旦那さんを尊敬しているので、夫婦でバチバチやりあうような関係ではなく、関係は非常に良好です(笑)
旦那さんもNさんが言うなら、と言って現場にたっているSさんの意見は尊重します。
経営者が何を考え、品質にたいしてどこまでを許容範囲にするか、何を一番の優先順位に考えているかというのをじっくりお話ししました。
なるほどー!とこの日は納得して帰られたのですが、その感想を先ほど頂きましたのでご紹介いたします。
【受講してよかったこと】
萩野菜ピクルスが実際にやっている事を現場で間近で見ることができたのがすごく良かったです。
例えば料理の専門学校などでは知識や技術は学べたとしても、それは学校の調理室や教室での学びであって実践的に置き換えることは難しいと思います。
けれどもピクルスアカデミーの山口開催に関して言えば、実際に営業している店舗で[普段やっている事]を見せてもらうことができました。
実際の厨房でいつもどうりの調理方法、手順、ストックの仕方、、など全て見せてもらえたと思います。
私たちは既にそうざい製造業をとっているので、特別な準備なく即取り入れられるのはとてもありがたいです。
【授業内容で驚いた事】
とにかく一番簡単で一番楽な方法が確立されていること。
いつもやっている事を全て見せてもらえたこと。
すぐに簡単に取り入れられる内容であること。
特別なものは何も使っていないこと。
誰にでもできるような仕組みづくりを完成せていること。
きちんと利益が取れるように作られていること。
かなり計算され全てが効率的なこと。
その中でも1番の驚きは、フランチャイズではないのでそのまま作ってもアレンジしても真似しても構わないという自由度の高さでした。
【講座内容は満足できるものだったか、それはどこですか?】
とても満足できる内容でした!
講座内容は上にも書いたように大満足でしたが、講座後の面談は更に予想をはるかに超える内容で、話していくうちに問題点や解決法がどんどん言語化されていき、これからやるべき事、方向性、アイデアなどがきちんとイメージできたのにはびっくりです。
今回の一番の収穫は私がストッパーになっていたという事実が明らかになったことでした。
夫と椋木さんの思考や商売の手法、物事の捉え方が似ており、今回の面談で椋木さんから提案されたことの中に夫がやろうとして私が止めていた事がたくさんありました。
戻ってすぐに夫に共有し、早速いただいたアドバイスを明後日からのイベントに落とし込んでいく予定です。
ピクルスアカデミーの受講はピクルスなどの作り方を学んで商品化することより、事業を客観的に見てもらうことが1番の目的でした。
それがたった一度の面談で問題点や原因が明確になり、売り方を変える事で事業自体が好転しそうな勢いです。
講座を受けたことで“こうやるべき““こうあるべき“という凝り固まった固定概念が解き放たれたのも大きな収穫です。
まさに転機。
しかも2ヶ月間サポートしてもらえるなんてお得すぎます。
この期間中にピクルスの商品開発も同時進行させて◯◯県を代表するお土産の座を確立させると言う野望も生まれました。
これから頑張ります。
本当にありがとうございました。
Nさんの旦那さんは東京でのゴーストキッチン用の物件も決め、東京進出が決まりました。
今後が楽しみですね!
それでは!

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