離婚、子育てがひと段落ついて起業する50代女性

今回ご紹介するのは先日の山口講座を受講されたWさん。

Wさんは昨年私生活で色々とひと段落がつき、中でも子育てが終わった!という自分の時間が確保できる環境が整ったという「今しかない!」というタイミングで受講をされました。

この講座の受講生の9割は女性で、Wさんのように子育てがひと段落ついたというタイミングで受講される方がとても多いのです。

元々からカフェを経営したいという起業願望があったそうなのですが、夫婦関係や育児を優先すると自分のやりたい事はどうしても後回しにせざるを得ないと言う事でずっと我慢をされていたそうです。

Wさんに限らず、こういった悩みを抱えている方は本当に多く、しかしそれが一気に解放されると気持ちも大きくなりがちで、身の丈に合わない挑戦をする方もいらっしゃるのですが、そこはきちんと話を聞き、現実をお伝えして早る気持ちを抑えさせて出来ることから少しずつ始めさせる、というのも私の役目だと思っています。

Wさんもそういう形で面談を行い、当日を迎えられました。

それでは以下、Wさんから頂いたご感想です。

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本日はありがとうございました。

遠い山口まで??と少しためらう気持ちもありましたが、一緒に受講された方達の方が私よりも遠くから来られていたので、驚きました。

私自身が昨年離婚し、子供が大学生という状況で、今まで「子供に合わせた生活=仕事」でしたので、今後は1人でやっていかないといけないという覚悟と、子育て卒業というラッキーな環境で、以前から起業願望があり今しかない!!と思っているところでした。

そんな時にインスタでこの講座を知り、すぐに受講をすることを決めたのですが本当に受けて良かったと思っています!

【受講してよかったこと】
以前、果樹園のお手伝いをした経験から、農作物の作り手さんのこだわりに対して、さほど利益を追求していない農家さんが多い事を実感していました。

まびきや規格外でお金にならない農作物を加工できないかと、ネットで調べて試作していたものの得られる情報は全て上辺だけで、安全性の根拠も示されていないものばかり。

人様に販売するのに正しいやり方なのか?賞味期限はだれが決めるの?誰に聞けばいいの?未経験の私にできるの??と疑問と不安がありましたが、講座ではとてもわかりやすく教えていただき、親切にビンや資材の業者さんだったり、無料で使える国の支援機関だったり、市の起業相談や保健所よりもたくさんのことを教えていただきました。

【講座内容で驚いた事】
レシピはもちろん、原価を安く仕入れる会社やお店を惜しみなく教えてくださること。

未経験が1から始める時の手間と時間がかかることを何でも教えて頂けた事は驚きました。

【講座内容で満足できたところ】
なるべくお金がかからない方法で出来るやり方や店舗作りを細かく教えて頂けた事です!

あとは実践のみです(笑)
まずは店舗を探しながら、いろんな試作にチャレンジしようと思ってます!!

今日は貴重なお時間をありがとうございました。

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今回は受講後の質問がとても多かったので、質疑応答の時間にかなり時間を費やしました。

その中でも補助金の情報をどうやって得て、採択されるような事業計画書の書き方など興味を持たれている方多かったので、それについて詳しくお話をしました。

補助金は、国→都道府県→市区町村の順番で補助金額が少なくなり、採択の難易度も下がります。

市役所や商工会議所に行けば、現在募集している補助金の情報をもらえますが、全てを網羅しているわけではありません。

そんな時に便利なのが「よろず支援拠点」です。

これは国の機関で、これから起業する方や、中小企業事業者を無料で支援してくれる国の機関です。

日本全国に必ず一カ所は設置されておりますので、皆さんの都道府県名とよろず支援拠点で検索をすると何処に事務局があるのかが分かります。

国の支援機関なので、そこと併設されている事が多いのが「日本政策金融公庫」です。

経営者は借金、融資にはなるべく早く慣れておく。起業時は日本政策金融公庫が絶対にオススメ。経営は資金繰りの連続

よろず支援拠点に経営や起業の相談をして、融資が必要だと判断されたばあい基本的に真っ先に紹介されるのはこの「日本政策金融公庫」です。

私も受講生から融資の相談をされたら必ず「日本政策金融公庫」を紹介します。

「日本政策金融公庫」も国の機関なので、民間の金融機関などに比べて融資がされやすく、金利もめちゃくちゃ低いので、私が融資をお願いする場合もまっさきに「日本政策金融公庫」に相談に行くくらいです。

まあ、自己資金で賄えるのであればそれが一番いいのですが、私のように「起業資金が15万円しかないです」という様な方も中にはいらっしゃるので(笑)、まずはこういった機関に相談をされるのがいいと思いますよ!

それでは!

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