引きこもりのご家族を社会復帰させる為にカフェを開業する女性

※今回の文章はちょっと長いです

もうすぐ2ヶ月のフォロー期間が終了する受講生Sさんから進捗のご報告を頂きました。

Sさんは社会になかなか馴染めないご子息がいらっしゃり、その社会復帰のきっかけづくりをしたいとカフェの開業を目指しておられます。

受講前のヒアリングシートにはこのように書かれています。

椋木様

初めまして。
Sと申します。

2月にピクルスアカデミーを知ってから
「何か」始めたいとモヤモヤしながら、「何か」をどんな形にしたいのかがやっと自分の中で固まり、参加してみよう!と決心しました。

私には引きこもりの息子がいて、どうにか社会へ出るきっかけを作りたいと思っていました。

ピクルスアカデミーさんを知る少し前に、引きこもりの娘の将来を案じ愛知県でカフェを起業した方をInstagramで知りました。その方は娘さんだけでなく社会に出ることに勇気を持てずにいる若者の助けになりたいと、カフェを社会へ出る練習の場として就労支援活動をしています。

私もその活動に乗っかりたい!と思いましたが、飲食系の仕事は全くの未経験です。

日常作った料理を喜んでもらうことにやりがいは感じるものの、商売としたときに同じ味を提供し続けられるのか、集客し続けるメニューを作れるのか…と一歩勇気が出ませんでした。

ピクルスアカデミーさんを知り、参加された方の感想には実際に販売されているピクルスやサンドイッチのレシピを完全に公開してくれてビックリしましたとあり、それなら私にも可能かも!と希望がわきました。

開業する上で必要な届け出や事業計画書、資金調達など痒いところにまで手が届くメニューにも心惹かれました。

ただ、一人で進めていくにはどうも勇気が出ない…と言うか何から始める?困ったら誰に頼る?とモンモンとしていた時に自治体が支援している創業プログラムを目にして早速応募しました。

採用に至り半年間かけて自分の思い描く方へ進めて行きたいとと思っています。

ピクルスアカデミーでまずはレシピや開業までのイロハを習得し、始めはマルシェなどのスモールスタートで準備し、徐々にカフェの業態へ持っていけたらなと思っています。

社会課題の解決に沿った事業はボランティアになりやすいですが、私は利益を出しつつ成立させたいと思っています。

この様に、切実な悩みを抱えられて受講される方も実は多くいらっしゃいます。

社会に馴染めない家族を抱える方が社会復帰の為に、という同じ理由で受講された方も10名以上いらっしゃいます。

私も子を抱える親として他人事ではありません。

そんなSさんが受講から2ヶ月を目前に進捗を送ってくださいました。

椋木様

10月の東京講座でお世話になりましたSです。受講からもう2ヶ月になろうとしていますが、これまでの経過を報告させていただきます。

まず私は、自分の息子も含め「未就労の若者へ就労の準備をする場」を提供するためのカフェを開業したいと思いピクルスアカデミーを受講しました。
ピクルスとサンドイッチはそれぞれ具材が変わっても作り方は同じなので、教える側になる私も教わる若者も分かりやすいかと思い選びました。

9月から月に一度◯◯県の創業支援プログラムでセミナーを受け既に起業した方のお話しを聞いたり、疑問や整理できないことを個別相談していました。
2月には最終プレゼンをして自分の事業に協力してくれる人がいれば、その方と繋いでくれるものだと思います。

また、11月下旬から週に1回◯◯市産業振興事業団の起業セミナー(全5回で明日が最終回)に参加し、事業計画書の作成の仕方を学びながら、起業したい方や既に起業している方と情報交換などをしていました。

それと平行してサンドイッチの試作を20回ほどしました。

自分の望む形は「米粉100%の食パンを使ったサンドイッチ」で考えていました。
自分で食パンを焼くのではなく仕入れたもので様々試しましたが難しく、今はアカデミーで教わった基本の形でやっていこうと思っています。
ピクルスの方も4回ほど仕込んでみました。瓶の形状とそれに貼るラベルまでイメージは固まりました。

サンドイッチもピクルスも息子と一緒に作業をしてみました。

「やってみたい」という意欲はあるようなので、一歩踏み出すためにも店舗を探す前でもイベントやマルシェなどに出せないかと思い、先日レンタルキッチンの下見をしてきました。

漬物製造許可を取っているキッチンはないので、やるとしたらサンドイッチだけですが、イベントの内容に合うようならチャレンジしてみようと思っています。

また、セミナー卒業生でカフェを起業した方に繋がり、カフェの定休日を利用して試してみたら?とお話しをいただいたのでそちらもやってみようかなと考えていますが・・・

保健所に許可の話を、公衆衛生協会の方に検査の話しを聞きに行きましたが、やはり製造場所が決まらないことにはこちらは進まないので、試してやってみるにしても手続きが増えるだけなのか?とも思い、それなら物件探しをいち早くしていった方がいいのかモヤモヤしているところです。

プレ事業計画書の作成の段階で自分でやろうとしているピクルスの製造販売とサンドイッチをメインとしたカフェを同時にやるには、規模が大きくなり借り入れが出来るのか不安になりました。

使えそうな補助金や助成金はこれから調べますが、二つを同時にやろうとした場合には借りた場所に同じ設備を二つ用意しなければ許可が取れないということで私の解釈はあっているでしょうか?

アカデミーの座学で営業許可の話の時に1ヶ所で1営業許可と話をされた時にはピンと来ていなかったのですが、椋木さんが民家を改装してピクルスの販売をされたときは漬物製造業を取得されて始めたと記憶しています。

同じ場所でサンドイッチの販売もされたときはどのような届け出又は許可の申請をされていたでしょうか?

二つ同時が難しい時は、一つずつでも始めようと考えていますが、教えていただけると幸いです。

試作したものの写真も送らせていただきます。

Sさんは毎日着実に前進しようと2ヶ月間を過ごされました。

本当に頭が下がります。

試作だという商品もどれだけ作って失敗を繰り返したのかも実は一発でわかるんですよ。。。

講座で教えるサンドイッチは包み方が超難しいので、包み方専用の動画を用意してるくらいなんです。

ここまで完璧に作れる様になるには相当訓練を積んだはずです。

ご子息も前向きに取り組まれているとの事なので、このままいい方向にいけばいいなと心から思っています。

うちの講座は希望に満ちた動機をお持ちの方だけでなく、事業を再建したい、農業だけだと将来が不安で、など危機感を抱えて受講される方も沢山いらっしゃいます。

私が提供するノウハウがその様な悩みの解決の糸口になれればこれに勝る喜びはありません。

ピクルスアカデミーは小学生高学年〜高校生までのお子さんであれば無料で同行を認めています。
子供を一人に出来ずに受講ができないという方は遠慮なくお申し出ください。

あ、あと、最近毎日無料説明会やってますんで興味ある人はお申し込みください。

無料説明会のお申込みはこちら(LINEでの対応となります)
https://lin.ee/xkLRjwf

卒業生の実績、受講生の感想など


※以下事例で紹介している方は全て2ヶ月フォロープログラムを受講された方です

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