企画書の作り方
今日はこの前書いた3期生Hさん(加工場が作れなくなった)方のプレゼン資料の第一稿を作成しました。
Hさんは組合に属しており、当初は寄合所を加工場に改装して製造をする予定だったのですが、組合員だけが使える施設はNGが出たのでただの加工場としてではなく地元の農家の人も加工品が製造できる6次産業化支援施設として「地域貢献の為の加工場」というアプローチでプレゼンをするように指示した、というお話をしたと思います。
受講後の面談で、会議でプレゼンは上手に出来そうだったのですが、プレゼンの資料製作が苦手な印象だったので「こっちで作っときますんで」とお話をしてお別れをしました。
今日さっそく作ったので、一部を紹介いたします。
まず、この企画書は「素案」です。
まだ企画が通るかどうかもわからない状態なので、細かいデータや資料は全く入れません。
この企画書の目的は「この企画を提案したいんですが、いいですか?」という了承を得る為のものです。
何故こんな回りくどいやり方をしているかというと、「次の会議ではこの提案を議題にあげます」という事をしておらず、直近の上司以外ほぼ全員が初見になるからです。
なので「次の次の会議で議題にあげるための提案資料」になります。
こういった提案型のプレゼン資料の作り方は
- 【結論】企画で立案したい内容のゴール
- 【問題提起】企画立案をした原因となっている問題点の提示
- 【解決策】その問題の解決策の目次
- 【解決策の根拠】なぜその解決策が有効なのかを示す根拠の提示
- 【具体的な施策】どのようにしたらその解決策が具体的に執行できるかを示す
という構成で作ることが多いです。
私の場合ですが。
受講前のヒアリングと、受講後の面談で大体の事が共通認識としてお互い持てているので、この組織の経営理念などをホームページなどで確認しながら作ります。
この企画書の【問題提起】に賛同してくれる人がどのくらいいるのかがカギとなるのですが、これはプレゼンするまでわからないので後はHさんに一旦お任せです。
という事で昨日Hさんからも感想を頂いたのでご紹介いたします!
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お世話になっております。遅くなりましたが受講の感想を送らせていただきます。
・受講してよかったこと
加工に関する正確な情報がひと通り分かり、全体像が見えたこと。
自己流で情報を集めている時には、何から何まで時間がかかり、どうしてよいか分からなくなっていました。方向性にも迷い、出口のないトンネルの中にいるようでしたが、実際に加工をされているプロの方から必要な情報と、適格なアドバイスをいただけたことで、より具体的に現実的に進めていける自信を持つことができました。
・授業内容で驚いた事
本当に、明日から自分で作れるレベルで、全てをあらいざらい教えてくださいます。
レシピだけでなく、どうすれば売れる商品になるのか、どうやって売れる商品にしてきたか。コンサル的な視点で、経験を元にアドバイスをしてくださる。成功する社長さんというのは、こういう方なんだ。話される内容の一貫性に、なるほどねぇ~が止まりませんでした。
・講座内容は満足できるものだったか、それはどこですか?
とても満足です。
2日間の講座を受講して終わり、ではなく、受講前のヒアリングから始まり、講座当日の個人面談、受講後2ケ間のアフターフォローなど、それぞれの状況に合わせたアドバイスを引き続き、していただけることです。
↓↓資料送付後のご感想↓↓
お世話になります。
夜分の返信になり、失礼いたします。
素晴らしいプレゼン資料を作成いただき、感無量です。有難うございます。
昨日に上司に交渉し、9/2(土)の理事会で、プレゼンの機会をもらえることになりました。
企画書を作成しなければと思っていたところに、先に、送っていただきました。
当日は、教わったピクルスとサンドイッチを自作して、実際に理事に見せるつもりです。
今から、瓶などの発注に取りかかります。
週末は、有休を取得できましたので、試作作りに取り組みます。
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以上となります!
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