なぜ受講生はいとも簡単に製造許可を取得できてしまうのか?

昨日急遽投稿内容を変えたので、今日はその投稿です。

さてさて、先日12日(日)は急遽お店がシフトが足らず休みになったので、いつもは平日しか行わない山口講座を日曜日に開催しました。

数日前に急遽募集をかけたのですが、2名の方が参加されました。

山口も東京も教えることは全く同じなのですが、強いて違う点を挙げるとすれば「生の現場を見れる」というくらいです💦

私からしたら価値があるのは講座の内容だ、という自負があるので本当にどちらに来て頂いても同じと思っているのですが、「現場がどうしても見てみたい」という受講生もいらっしゃるのも事実。

明らかに東京に来る方が近いのに、わざわざ山口にいらっしゃる方もおられるので今回はそんな方に向けて、実際に受講生に案内している施設や設備をご紹介いたします。

萩野菜ピクルスは店舗と調理場棟が別れています。

山口講座ではまず店舗案内から講座をスタートします。

店舗は約80席あり取得している許可は「飲食店営業許可」「菓子製造許可」になります。

飲食店営業許可とは、飲食店を運営する際に必須の営業許可になります。

そして菓子製造業はパンやお菓子、ジャムなど菓子に分類されるものが製造可能です。

次に調理場棟です。

ここで実技の実習を行います。

調理場棟では「惣菜製造許可」「清涼飲料水製造許可」を取得しており、「惣菜製造許可」ではサンドイッチ、フルーツサンド、腸活サラダボウル、テイクアウト用弁当などを作っています。

「清涼飲料水製造許可」では飲むお酢を製造しています。

さて、これまでの文章のなかで「飲食店営業許可」「菓子製造許可」「惣菜製造許可」「清涼飲料水製造許可」という文言が出て来ましたが、これらはまず2つに分けることができます。

・「飲食店営業許可」
・「菓子製製造許可」「「惣菜製造許可」「清涼飲料水製造許可」

この2つです。

違いは「営業許可」と「製造許可」です。

飲食店営業許可では、殆どの食品を製造することが出来るのですが「その場でのみ提供すること」という制限がかけられています。
つまり、「そこでは何作ってもいいけど、容器に入れて他の場所で売るなよ」という事です。

もし他の所で販売したいのであれば「製造許可」を取得してね、というのが食品衛生法で定められているルールなのです。

・飲料を作りたいのであれば「清涼飲料水製造許可」

・弁当を作りたいのであれば「惣菜製造許可」

・ケーキが作りたいのあれば「菓子製造許可」

・瓶詰め商品が作りたいのであれば「密封包装食品製造許可」

この様に、製造許可というのは「作るもの」によって取得しなければならない許可が違うのです。

大変そうですよね?

ご安心ください。

実はこれ、そんなに大変ではないのです。

「営業許可」も「製造許可」も実は用意しなければならない設備は殆ど同じなんです。

それを「共通基準設備」と言います。

うちの工場を見て下さい。

カフェスペースに置いてある設備も、調理場棟においてある設備も実は全く同じなのです。

例を挙げると、2層シンク、手洗い設備、換気扇、熱源(ガス、電気コンロ等)、作業台、食器棚、ゴミ箱、照明、冷蔵庫、防水性床、トイレ。

(店内)店内では「飲食店営業許可」と「菓子製造許可」の2つを取得している。飲食店営業許可は客席と区画分けをしていればOK。

(調理場棟)自動食洗機。不要だがあったらめちゃ便利。100万円を確か月1〜2万円の分割で購入。これがスタッフに一番喜ばれた。

(調理場棟)調理場棟はガスコンロ、店舗加工場は電気コンロ。ガスの場合は耐熱性素材で熱源を囲う必要がある。電気コンロの場合は木造でOK

(調理場棟)4畳半の組立式冷蔵庫。保健所は温度計が外についているかしか見ない。大きさは関係ない。

(調理場棟)施設が大きかろうと、小さかろうと、保健所は共通基準設備が揃っているかしか見ない。

(調理場棟)「清涼飲料水製造許可」「そうざい製造許可」を取得。店舗の加工場と置いてある設備の内訳は実は同じ。これが共通基準設備。

(店内)冷蔵ショーケースも冷蔵庫とみなされるのでOK。

(店内)冷蔵庫の温度が扉を開封しなくてもわかるものであれば何でもOK。

(店内)食器棚兼作業台。食器棚は扉さえついていれば食器棚とみなされる。作業台は木製であろうがステンレスであろうが何でも良い。

(店内)2層以上のシンクが必須。

乱暴な言い方をすると、これを揃えるだけで許可は取得できてしまうのです。

なのでうちの受講生達はバンバン製造許可を取得して、各々がやりたい商品を作り事業を立ち上げていくのです。

しかも講座では家庭用調理器具で作れる方法しか教えていないので、高額な業務用設備を揃える必要がなく超低コストで事業が始められるのです。

どうですか?これで関東圏にお住まいの方は山口に来る必要はなくなったんじゃないですか?💦

本当にこれが見れるか、見れないかの違いだけなので、東京が近いという方は是非東京で受講されて下さい。

来るなというわけではなく、交通費とか宿泊費が本当に勿体無いと思うので…

受講生の視察はいつでも受け付けているので、旅行でこっち方面に来ることがある時に寄って頂くのが一番いいと思います!

それでは!

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卒業生の実績、受講生の感想など


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