感覚頼りのうどん屋から脱却。2年越し決断で受講した40代女性
社会人向け加工食品専門学校ピクルスアカデミー
「いつか今の形でお店を続けられなくなる時がくる」そんな漠然とした、でも重い不安を抱えながら、数年間ずっと私の発信を見てくださっていたのが、1月27日の福岡(天神)講座を受講されたHさんです。
ご家族で有田焼の製造販売、そしてうどん屋さんと、代々続く「ものづくり」の家系で育ったHさん。
47歳という転換期に、お父様が始めたお店を守りつつ、どうやって新しい「利益の柱」を作っていくか。
そんなリアルな葛藤を抱えながら、ついに一歩を踏み出してくださいました。
同じように「家業がある」「親の代からのやり方がある」という方には、特に刺さる内容だと思いますよ。
【受講してよかったこと】
この講座の存在は数年前位から知っていましたが、受講のボタンを押すまでに毎回本当に悩んでいました。
飲食に携わり、祖母、母と代々続く作り方や感覚を大切にしてきましたが、マニュアル化されていない部分が多く、「こんな時はこうする」という言葉と五感に頼る場面が多かったのが実情です。
飲食店業を復活して、8年が過ぎ、加工品づくりや仕込みを、今後どのように数値化し、商品化し、事業として展開していくのか。
頭では必要だと分かっていても、どこから手を付ければいいのか分からず、悩む時間が長くなっていました。
短期間で集中的に学び、製造から商品化、事業としての考え方まで総合的に学べる講座だと感じたことが、受講を決めた理由です。
今回の講座を通して、「なぜ味が安定しないのか」「どうすれば商品価値を高められるのか」「魅力ある仕組みをどう作っていくのか」といった、これまで漠然と抱えていた問題点に改めて向き合うことができました。
基礎を理論として教えていただいたことで、「今後、良くしていける」という道筋が少しずつ見えてきたことが、受講してよかったと感じる一番の点です。
【授業内容で驚いた事】
材料やレシピだけでなく、「商品として成立させるための考え方」や、「売れる商品と売れない商品の違い」、事業を継続していくことの難しさを教えていただけたことです。
普通は椋木さんのようにご自身の事業を赤裸々に話す方は少なく、経営者としての視点も交えながら話していただいたことで、自分自身を客観的に見つめ直す時間になりました。
また、商品が完成したら終わりではなく、実践されているトマトの大きさの目安、さつまいもの湯がき時間等、聞いて納得する部分があり、「素材の状態」「切り方」「味の組み立て」「見せ方」すべて繋がっていることを、説明していただけた点が印象に残っています。
失敗した時にも、なぜそうなったのかを自分で考え、判断が実際に話しを聞くことで得られる学びの大きさを強く感じました。
【講座内容は満足できるものだったか、それはどこですか?】
今回受講したことで、起業に向けた基礎をしっかりと学ぶことができました。
現在は学んだ内容を実践に落とし込むステップにおり、復習を通じて理解を定着させている段階です。
今後の動画学習を含め、継続して学んでいくことで、より確実なスキルになると確信しています。
初心者の方が何も分からない状態から、「どこを学び、どこを積み上げていけばいいのか」が見えることは受講する価値があり、大きな前進があると感じています。
今回学んだことを活かし、数値化や安定した商品製造、展開、実績づくりを意識しながら基礎を固めていくことで、 商品開発の幅が広がることや、製造を簡素化できそうだという具体的なイメージが持てました。
【今後の講座を受けるにあたり】
上級編や一人起業プログラムへと進んでいくことで、さらに「すぐに使える」「実践しながら理解できる」と変化した形になるのではないかと期待しています。
今の形態で事業ができなくなる時が必ずくるのは年々重く感じています。その準備が必要です。
今は、飲食店業をフルに活用し、来年10月の更新、事業を考え、加工品製造業等、まだ方向は決まっていませんが構築できればと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
とても素直で、かつ覚悟の伝わる感想をありがとうございました。
数年間もこの講座を気にかけて下さっていたとの事なので、その月日の分だけ「このままじゃいけない」という思いを募らせていたのだと思います。
有田焼という素晴らしい伝統工芸の世界にいらしたHさんだからこそ、「いいものを作る」ことの大変さと、それを「持続可能なビジネスにする」ことの難しさを、誰よりも肌で感じてこられたのではないでしょうか。
今回、Hさんが「五感に頼るやり方」から「数値化」への一歩を踏み出したのは、単なるレシピ習得以上の意味があるんですよ。
飲食店での「調理」は、その場でお客さんに提供して終わりますが、瓶詰めなどの「加工」は、手を離れたところで商品が一人歩きして稼いでくれる仕組み作りです。
だからこそ、pH値の管理や食中毒対策といった「理論という名の守り」が、攻めのビジネスには絶対に欠かせないんです。
多くの人が「レシピさえ分かれば売れる」と思いがちですが、実は「トマトの大きさの目安」といった、現場の泥臭い最適化の中に「売れる事」と同じくらい重要な「一人でいかに楽に大量生産をするか」というヒントが隠れています。
Hさんがそこに気づかれたのは、すでにご自身が厨房に立ち、日々苦労されているからこその「プロの嗅覚」だと思います。
今のうどん屋さんの設備を活かしつつ、重労働を減らして利益率を上げる。
そのための「製造の簡素化」のイメージが湧いたのなら、もう迷いの時期は終わりです。
半年後、胸を張って「あの時受けてよかった!」と言える未来を、一緒に作っていけたらと思います。
それでは!

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