実家の古民家が食品加工場とヨガスタジオに!漠然としたアイデアを形に変えた「学び」の力
社会人向け加工食品専門学校ピクルスアカデミー
実家をフルリフォームして食品加工場とヨガスタジオを併設するというユニークな事業を立ち上げた大澤昭子さん。

埼玉県八潮市で整体事業「整体院OHANA」も運営されている大澤さん。「講座のおかげで許可取得が非常にスムーズだった」とのこと。

実家の古民家を食品加工場とヨガスタジオにフルリフォーム
受講前は「何をどうすればいいか」全くわからなかったという大澤さんが、講座の受講を経て、事業計画や複雑な許可申請の壁をどのように乗り越え、実現へと近づいたのか。
その道のりについて詳しくお話を伺いました。
お久しぶりです!本日はよろしくお願いします。まずは、受講前の状況について教えていただけますか?
【大澤さん】
よろしくお願いします。受講前は、食品加工に関しては全くの未経験でした。
ただ、実家が農家をやっていまして、家族で「実家の建物を使って、何か食に関する事業ができないか」という話をしていたんです。
【椋木】
ちょうど建物の建て替えのお話が出たタイミングだったんですね。
【大澤さん】
そうなんです。
実家の古い建物をリフォームする計画が持ち上がっていたのですが、いざ進めようとすると保健所の許可を取るために「間取りをどうすべきか」「どんな設備が必要か」という知識が全くなくて。
姉は漬け物を、私は玄米を中心としたお弁当や焼き菓子をやりたいと考えていたのですが、一つの建物でそんなに多くの許可が取れるのかさえ、混迷としている状態でした。
【椋木】
その段階で、なぜこの講座を受講しようと思われたのですか?
【大澤さん】
インターネットの広告で見かけて、まずは無料相談を受けたのがきっかけです。
その時に伺ったお話が非常に有益で、「これはもっと詳しく聞きたい!」と直感しました。
私は栄養士の資格を持っていたので、食品加工の基礎知識には元々興味があったことも大きかったです。
◆講座で得た知識のおかげで許可取得が非常にスムーズだった
【椋木】
実際に受講してみて、特に役に立ったと感じる部分はどこでしょうか?
【大澤さん】
何より、保健所への申請に対するハードルが劇的に下がったことです。
講座であらかじめ「どう話をすすめていけばいいか」を学んでいたので、保健所の担当者さんとお話しする際も、最初からポイントを絞って進める事が出来ました。
【椋木】
具体的にはどのような点で?
【大澤さん】
例えば、既に私たちが取得したい製造許可は決まっていたので「これとこれの許可申請をしたいです」「物件の設計図はこれです」「必要な設備は全てそろっていて、冷蔵庫はここ、二層シンクはここ、換気扇はここ…」という様に保健所が聞いてくるであろう内容を全て事前に準備出来ていたので、保健所の担当者さんとの話が一瞬で終わりました(笑)
ただ、ちょっとお聞きしたいのですが、途中で担当者が新人さんに変わってしまって「飲食店営業許可があれば惣菜製造業も菓子製造業も時間帯を変えて作れば不要ですよ」という話になったんです。
これってどう思いますか?
ちょっと不安になって一旦ストップしてるんですけど。
【椋木】
それは非常にまずいですね。
これは「飲食店営業許可の範囲でお菓子も、惣菜も作って良いですよ」と言われているので、一見ラッキーのように思えるかもしれませんが、これだと小売店側からNGを出されてしまいます。
取引をする際には「製造許可」を取得している事が大前提になっているので、飲食店営業許可しかとっていない加工場で作った商品は取引してもらえませんし、まず食品衛生法違反です。
後で問題になるリスクを避けるためにも、菓子製造業と惣菜製造業の許可は絶対に追加で取っておいた方が良いですよ。
【大澤さん】
そうですよね!?
ここが今すごくモヤっとしていて、スッキリしました。
私も最初の担当者とは製造許可の範疇について同じ認識だったので特に何も問題なかったのですが、途中で担当者が変わり話も変わって「本当にこれで良いのか?」と不安に感じていたんですよ。
ただ、講座で事前に許可の種類や必要な設備について学んでいたおかげで、これは担当者の知識不足じゃないか?とこちらでストップをかける事が出来ました。
何をすべきか、何を確認すべきかを講座で学んでいたのでパニックにならずに済みました(笑)

加工場と別部屋に広いヨガスタジオを設立。飲食スペースも設けてある。HACCP対策も完璧
◆HACCP対応もスムーズにクリアできた
【椋木】
許可申請で言えば、HACCP(ハサップ)への対応も必要ですが、その点はいかがでしたか?
【大澤さん】
HACCPについても、講義で細かく説明を受けていたのである程度の覚悟はしていましたが、事前に知識があったおかげで保健所で提示された雛形もすぐに理解できました。
講座の知識があったからこそ、「何を記録すべきか」「どういう段取りが必要か」という全体像を把握できていたので、何も知らなければ「これは一体何を書けばいいのか?」と戸惑っていたと思います。
◆今後の事業展開と建物の活用
【椋木】
建物は昨年の8月に完成し、これから本格的な稼働に向けて準備中とのことですが、今後の事業展開についてお聞かせいただけますか?
【大澤さん】
はい。今は本業のヨガと整体のスペースとして利用しながら飲食店営業許可を取得しているのでそこで生徒さん向けに食事も提供しています。
この前は20食を一人で作りました(笑)
加工品としては、姉が実家の野菜を使った漬物、私はご飯の上に惣菜を乗せたお弁当、具体的にはライスボールのようなものを中心に展開できたらなと考えています。
今はヨガや整体の生徒さん向けにしか提供していませんが、今後は本格的な飲食業として展開する計画があります。
【椋木】
物件を拝見する限り、かなり大規模なリフォームをされているのでそれなりの資金が必要だったんじゃないですか?
【大澤さん】
建物は、母の相続税対策としてタンス預金を活用し、資産として形を残すためにフルリフォームしたもので、家賃を気にせず使えるという点も、挑戦を後押ししてくれています。
【椋木】
素晴らしいですね。
既存の建物を生かし、事業の目的と資金調達、そしてそれを実現するための知識を講座で得て、着実に進めていらっしゃる。
今後のご活躍を楽しみにしています。
本日は貴重なお話をありがとうございました。
【大澤さん】
こちらこそありがとうございました!
大澤さんの様に一軒まるごとリフォームをする方もいらっしゃいますし、自宅キッチンを改装したり、空き部屋を加工場にしたりと、自己物件で製造許可を取得する事はそんなに難しいことではありません。
自分のスタイルにあった方法で加工場を作ってください。
それでは!

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