加工品製造プログラム
水分活性(Aw)、水素イオン濃度(pH)、糖度(Brix)、塩分濃度などの基礎を学び、食品衛生法やJAS規格等で定められた規格基準と照らし合わせながらご自身の判断だけで様々な加工食品の製造が可能になります。
加工食品製造プログラムは加工食品に特化したプログラムで、レトルト食品以外のほぼ全ての食品が製造できるようなります。
※当プログラムでは未経験者が一般用調理器具だけを使用して加工品製造が出来る様になる事を目指しております。レトルト(加圧加熱殺菌機)は最低でも数百万円もするので、未経験者には到底手が出せないので講座には含んでおりません。
水分活性(Aw)、水素イオン濃度(pH)、糖度(Brix)、塩分濃度などの基礎を学び、食品衛生法やJAS規格等で定められた規格基準と照らし合わせながらご自身の判断だけで様々な加工食品の製造が可能になります。
この講座は2DAYSプログラムを受講された方、又はある程度加工食品の知識を持っている方でないと内容が理解できない恐れがありますのでご注意ください。
なお、こちらのプログラムは動画のみの講座となっております。
講座内容
実技講座
ボツリヌス菌
加工食品を作る際に食品衛生法で定められているpH値やAw値は「ボツリヌス菌」の生育限界を基準に定められています。
ボツリヌス菌は地球上で最も強い毒素と言われる「ボツリヌストキシンA」を産生し、 1gで1,000万人以上の命を奪うと言われています。
この講座では加工食品業者が最も注意しなければならないボツリヌス菌の基礎知識を学んで頂きます。
水分活性(Aw)、水素イオン濃度(pH)
水分活性(Aw)とは食品中の自由水の割合を示す指標で0〜1で表されます。1が自由水100%の状態で0が自由水0%の状態、つまり乾燥している状態です。
加工食品製造では非常に重要な指標となります。
自由水が少なければ少ないほど細菌は繁殖できません。
初級編ではピクルスに限定したpHの数値だけとなっておりますが、上級編ではさらに深掘りしたpHや、様々な食品に対応できるAwなどの数値や知識を学んで頂きます。
どの様にして家庭調理器具だけで様々な加工品を製造するか
ピクルスアカデミーの最大の特徴が、商品を作るときに一般家庭の調理器具しか使わないという事です。
つまり業務用の特別な機械が一切必要ないのです。
弊社が起業当初にセブン&アイや伊藤忠商事などに納品していた商品も家庭用の鍋で調理をして、ガスもなかったので家庭用の電気コンロで加熱殺菌をしていました。
要は規格基準を遵守した製法で作れば安心安全な商品は作れるので、わざわざ高い業務用の調理機材を揃える必要はないのです。
商業的殺菌と商業的無菌の確保
加工食品の殺菌には二つの考え方があります。
それが「商業的殺菌」と「商業的無菌の確保」です。
「商業的無菌の確保」というのはレトルト殺菌された食品、つまりレトルト食品の事です。
レトルト食品についてはこちらの講座内容で詳しく触れています。
「商業的殺菌」というのはすべての微生物を殺菌するのではなく、 食中毒菌や腐敗菌など健康被害を引き起こす微生物は死滅させるが、商品価値が維持できる程度の微生物は残っている加熱殺菌です。
世の中の加工食品の多くはこの「商業的殺菌」をした商品で、これが上級編講座で作れる様になる商品になります。
殺菌方法の種類
商業的殺菌の方法はいくつかあります。
耐熱性の無い容器にはホットパック法などの前煮沸、耐熱性のある容器には後煮沸など容器や食品によって殺菌方法を使い分けるのですが、この講座では家庭用調理器具だけでできる殺菌方法を学んで頂きます。
製造基準早見表
上級編の実技講座では自分で水分活性(Aw)、水素イオン濃度(pH)、糖度(Brix)、塩分濃度などを計測し自分の判断で様々な加工品が作れる様になります。
※レトルト食品は対象外です
この講座の最大の特徴は、動画で紹介している商品が作れるだけでなく、その分野の商品や類似する商品が殆ど作れる様になる事です。
例えば、ドレッシングであれば他の味のドレッシングが、ジャムであれば類似するコンポートなどが作れるという様に初級編講座とは違い、あらゆる汎用性をもった内容になっています。
これが可能になったのは弊社が食品衛生法やJAS規格、各製造業の規格基準を元に様々な加工品を作る際に遵守しなければならないAw値、pH値等を横断的にまとめた「製造基準早見表」を独自に開発したからです。
つまり、商品を作ってみて自分でpH値やAw値を計測しその製造基準早見表を見ると、その商品がどの温度で何分加熱殺菌をしたら商品として販売をして良いのかが自分で判断できるのです。
実技講座
上級編の実技講座では自分で水分活性(Aw)、水素イオン濃度(pH)、糖度(Brix)、塩分濃度などを計測し自分の判断で様々な加工品が作れる様になります。
実際の動画のキャプチャー画面
動画講座一覧
上級編講座の最大の特徴は、動画で紹介している商品が作れるだけでなく、その分野の商品や類似する商品が殆ど作れる様になる事です。
例えば、ドレッシングであれば他の味のドレッシングが、ジャムであれば類似するコンポートなどが作れるという様に、あらゆる汎用性をもった内容になっています。
これが可能になったのは弊社が食品衛生法やJAS規格、各製造業の規格基準を元に様々な加工品を作る際に遵守しなければならないAw値、pH値等を横断的にまとめた「製造基準早見表」を独自に開発したからです。
つまり、商品を作ってみて自分でpH値やAw値を計測しその製造基準早見表を見ると、その商品がどの温度で何分加熱殺菌をしたら商品として販売をして良いのかが自分で判断できるのです。
加工品製造プログラム単体コース
加工品製造プログラムのみを受講するコースです。動画を3ヶ月間視聴することができます。
2DAYS+加工品コース
2DAYSプログラムに加え、加工品製造プログラムをまとめて受講するコースです。
加工品の基礎から応用まで全て一気に身につけたい方にオススメです。
こちらは全ての動画視聴が3ヶ月となります。
2DAYS+加工品+フォローアップコース
2DAYSプログラムに加え、加工品製造プログラム、フォローアップをまとめて受講するコースです。
こちらのフォローアップ期間は3ヶ月間となります。
料金 | 加工品製造プログラム単体コース330,000円 2DAYS+加工品コース500,000円 2DAYS+加工品+フォローアップコース600,000円 |
お支払い方法 | クレジットカード(一括、分割)、銀行振込(一括) |
2DAYS開催日 | ・東京開催1月18日(実技)※座学はオンラインのみ ・山口開催1月22日(実技)※座学はオンラインのみ |
時間 | 10時開始/15時終了予定 ※オンライン講座の日時は受講生と調整して決定します |
締切り | 開催日の7日前 |
開催場所 | (東京) 東京都大田区蒲田駅周辺の施設 (山口) 萩野菜ピクルス本店 〒753-0823 山口県山口市若宮町2−44 |