ブランドとターゲッティングについて

昨日は山口県のとあるイベントにサンドイッチを出品して約100個が30分で売り切れたそうです。

なぜ「そうです」という伝聞的な言い方をしているのかと言うと、うちはイベントの出店依頼を沢山頂くのですが、人を出して「出店」する事はまずしません。

「出店はしないけど、売るのはそちらのスタッフでやってもらえるのなら商品は出します。」でOKの場合のみ受けています。

理由は人を回せないからというだけなのですが、起業した当初はバンバン出まくっていました。

なぜかと言うとブランドの知名度を上げる為です。

なので、起業したてのアカデミーの卒業生にもバンバン出まくるように言っています。

今回の売上はサンドイッチ1つ600円で販売したので、60,000円になります。

そこからマージンを引いてもらって(今回の場合は2割マージンで設定しました)48,000円が手取りとなります。

今回は僕一人で全て作っており、約3時間くらいかかっているので時給は16,000円といったところでしょうか。

下のチラシを見た参加者の方が萩野菜ピクルスのサンドイッチ目当てにずらっと行列を作って、速完売だったと報告を受けました。

萩野菜ピクルスの名前で出店すると大体行列ができて直ぐに売り切れます。

これは萩野菜ピクルスというブランドが山口県内で認知されてきたからに他なりません。

で、うちが徹底しておこなっているのがターゲッティングです。

さっき「山口県内で認知されてきたからに他なりません。」と書いた様に、うちがターゲットにしているのは山口県民だけなのです。

他県は全無視しています。

SNSの発信も山口県の人にしか刺ささらない書き方しかしていません。

みなさんの商品を買ってくれる層は、圧倒的に地元の人になります。

まずは地元の人に何度も何度も買ってもらえる、来店してもらえる努力をしなければなりません。

ここを履き違えて、いいねを増やす事に力を注いでしまっている事業者をよく見かけます。

いいねが増えようが、どこかの国でバズろうが売上には反映されない理由がこれです。

まずは自分の県でブランドを認知してもらえる努力を最大限にしなければ、他県の人なんかもっと来てくれません。

インスタもいいねやリーチ数、動画再生数なんかみてもしょうがないのです。

うちが見る指標はたった1つだけです。

残念ながらその指標はインスタの広告を出稿しなければ表示されないのですが、その数字が高くなると今の所ほぼ来店数が増えています。

お客様がランチを食べたいと思った時に自分の店が頭に浮かぶ様に、記憶の貯金をしていくのがうちのSNSの運用の仕方です。

ご自身で運営をする際は、とにかく地元の人だけに向けて発信をしてください。

あなたのお店に足を運んでくれる可能性が高いのは、物理的に距離が違い地元の人です。

ターゲットは市民>県民>隣接県ということを忘れずに。

ピクルスアカデミーの資料を無料ダウンロード
資料を見てみる