事業は順調なのに何故受講するのか?【甘養亭河喜様の場合】

昨日の投稿でも少し触れた、「オンライン面談で4時間も話した」の話です。

そのお相手は山梨県にある「甘養亭河喜」の女性オーナー様。

事前のLINEヒアリングで「山梨県の身延山というところでお菓子屋と喫茶店を商っております。……我が家は甘養亭という創業400年弱という背景があり……」と回答があり、

私は「え?身延山(みのぶさん)?」と思いすぐにネットで検索したところ、

「日蓮宗総本山久遠寺の御用達 祈寿菓子司 甘養亭河喜」

と出てきてびっくりしました。

「日蓮宗総本山久遠寺…」

何に驚いているか分からない人が殆どだと思いますが、このピクルスアカデミーは開校以来東京で開催する時は必ず「池上会館」という施設を利用させて頂いているのですが、この施設は「日蓮宗大本山長栄山 池上本門寺」にある施設なのです。

特に宗教的な縁があって使っている訳ではなく、たまたま羽田から交通の便が良いのでいつも使っていたのですが、池上本門寺が日蓮宗の何か凄い所くらいは知っていたので、山梨にも確か日蓮宗の凄い所あったよなという記憶がひっかかり検索したら「日蓮宗総本山の御用達の店やないか!」と知ってびっくりした、という訳なのです。

で、この女性オーナー様にお話を伺うと、とてもパワフルで面白くみるみる時間が過ぎ4時間も話してしまったのです。

何が面白かったっかと言うと、25年前まったくの経営初心者だったオーナーが事業を成長させ続けている手腕です。

私は「甘養亭」というお店を存じ上げなかったので、検索してページを見た時に「老舗なのにデザインがカッコ良すぎんだろ…」と心底驚いたのです。


【甘養亭河喜様のサイト】

お話を伺う中で、理由がわかりました。

中川政七商店と博報堂

オーナー「コンサルタントに中川政七商店の中川さんに入ってもらってます」

(おいおいおいおい!何で!?)

オーナー「デザインは博報堂にお願いしてます」

(はぁぁぁぁぁ?!?)

もう話がぶっ飛び過ぎて意味がわからず、一から説明してもらうとオーナーの経営者、勝負師としての強さをひしひしと感じました。

まず、オーナーのご子息が「中川政七商店がコンサル先を募集してるけど出してみる?」と話をもってきて、「じゃあ出してみる」とオーナーは即決。

当然のように倍率はとんでもないくらい高く、全国から応募は殺到。

その審査に甘養亭さんは通ったのです。

中川政七商店は『日本の工芸を元気にする』をコンセプトに掲げており、工芸しかコンサルタントをしてこなかったのですが、この時初めて食品を取り扱う事になったそうです。

なので本当に中川政七商店でもコンサルタントをして成功できるか精査する為、銀行でもないのに決算書5期分の提出が求められたそうです。

その結果見事審査を通過し、商品だけでなく、店舗も全てトータルでコンサルタントをすると言う事で、博報堂でコンペが開かれ精鋭が集められたそうです。

【博報堂が刷新したロゴ】


【博報堂が刷新したパッケージ】


【博報堂が身延饅頭(みのぶまんじゅう)を身延萬寿(みのぶまんじゅ)としてリニューアル】


【店舗もサイトもフルリニューアル】

甘養亭は化け物のようなプロ集団によって伝統を残しつつデザインや商品が刷新され、当然のように売上は増益増収。

オーナーは「あの中川政七商店さんと一緒にできるなら決して安くはないですがfeeの支払いはやぶさかでは無い…」と言い、それでも尚、「中川さんの記憶に残るようにもっともっとfeeを払って頭から離れないようにする」と断言されていました。

なんて素敵な投資の仕方なんだ…

コロナ禍は御多分に漏れず苦戦をされたそうですが、その時に選択と集中で販路を精査し、様々な営業努力を講じ今季は大幅黒字になったそうです。もうパワーがすごい…

経営ってこうゆう事が必要な時あるもんなぁ……と感心していた時にふと我に帰りました。

ってゆーか、ピクルスアカデミー受講する必要ありますか?????

これを素直にお伝えしました。

事業は順調なのに何故ピクルスアカデミーを受講する人がいるのか?

 

私からすればもう恐れ多いですし、教えられる事もなにもない、逆に教えてほしいくらいです。

そうしたら「違う」と。
「経営を教えてほしいのではなく、技術を教えてほしい」とおっしゃるのです。

「私は和菓子のプロではあるが、サンドイッチやピクルスなどの作り方はわからないからプロから学びたい。私は人から学ぶのが大好きなんです。」

「そして何よりピクルスアカデミーさんはできた時からずっと見てきた。ずっと学びたいと思っていたけど、タイミングが合わず断念してきた。でも新しく喫茶店をオープンするから、そのメニューで絶対使いたい!というタイミングが来たらやっとで申し込めるんです!」

ここまでの人が未だに貪欲に学ぼうとする姿勢ってめちゃくちゃかっこいいなと思いました。

ここで表題の「事業が上手くいっているのに何故受講するのか?」についてです。

事業が上手くいっているのに受講される方は殆どが「新規事業を立ち上げる時の即戦力商品にする為」です。

このようなケースで受講される場合は既に受講される方に未来の絵が明確に見えているので、受講した知識と技術をほぼ間違いなく「売上」に変えていきます。失敗もしません。

これまでの受講生で私より売り上げている人なんて何人もいますし、外国でフランチャイズ化している受講生もいます。

この方達にもなんで受講したんですか?と聞いたら「お金を産む匂いがしたから」とドストレートな返答が来たことを覚えています。
この方も女性でした。

スゲーな(笑)とこういった方達を見ながら思っていますが、私が教えている内容は全員同じなのです。

それをどう活かすかは受講生の方に委ねていますが、活かし方が分からない人もいると思うので今は2ヶ月はみっちりフォローをさせて頂いているという所です。

コンサルティングを進められた私

最後にこの甘養亭のオーナー様に「椋木さんはコンサルをした方が絶対に良い」と言って頂きました。

理由を聞くと「私はただのコンサル会社の事業をやったことのない人のコンサルなどは絶対入れたくない。中川政七商店さんは実績も申し分なく、是非お願いしたいと思ったけど、ピクルスアカデミーを受講したいと思ったのも椋木さんはゼロから事業を立ち上げて実績を実証しているから受けたいと思ったんです。今回初めてお話をして、椋木さんはコンサルをやった方がいいと思いながら話を聞いていた。」

この言葉を頂いて、私としては嬉しいと思ったことは当然なのですが、何よりこのピクルスアカデミーにとても自信を持つことができました。

このレベルの人でも受けてみたいと思える内容を提供しているんだ!と思えたのです。

この事をHPで紹介しても良いですか?とお伺いしたところ「ピクルスアカデミーさんのお役に立てるなら店名も今の話も全部使ってください」とお答えを頂いたので、そのまま紹介させて頂きました。

甘養亭I様、本当にありがとうございました!

受講楽しみにしております!

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