マヨネーズの作り方

今日上加工品製造プログラムをお申し込みされた方はラー油を個人で直製造をしているそうなのですが、他の調味料も作ってみたいという希望がありました。

今は出張料理人をされており、知り合いの飲食店が使ってない時間帯を借りて加工品や料理の仕込みをしているそうなのですが、今後独自の加工場を設けてきちんと製造をしたいとのことでお申し込みをされました。

話を聞くと今取得している製造許可は前のもので、今のままでは作れませんよとお伝えしました。

この調味料の製造許可についてなのですが、今年の6月1日まではソース類製造業という許可が必要でした。

しかし今はソース類製造業は廃止され「密封包装食品製造業」に統一され、別途「調味料製造、加工業」の届出を出す必要があります。

なんか面倒くさそうな感じがしますよね?

これが案外そうでもないのです。

今まで製造許可はかなり細分化されていたのですが、ほとんどが「密封包装食品製造業」「そうざい製造業」「菓子製造業」に統一されたのです。

あとの細々したものは「届出」を申請するだけでOKなのです。

この届出というのは紙一枚保健所に提出するだけなので、まず審査に落ちるということはなくしかも無料です。

ということは、何か将来加工品をつくりたいなー、と漠然と考えている人は「密封包装食品製造業」「そうざい製造業」「菓子製造業」を取得していればかなりの種類の商品が作れます。

例えばマヨネーズ、ケチャップ、ドレッシング、焼肉のタレ、めんつゆなどが作りたい場合は「密封包装食品製造業」+「調味料製造、加工業の届出」さえあればOKです。

特にマヨネーズなんかは超簡単です(笑)

材料は卵黄とサラダ油とお酢と砂糖と塩だけ。

しかもこれを混ぜるだけで完成です。

ピクルスより原価かからないんじゃないですかね?

大事なのは「卵黄のサルモネラ菌の殺菌」と「油とお酢の乳化」だけです。

講座では簡単なことをアピールする為にわざと手で泡立てて乳化させてますが、ハンドミキサーを使えば5分くらいで完成します。

卵を加熱しサルモネラ菌の殺菌をする

卵とお酢と油を混ぜ乳化させる

油を細かく分けて撹拌しないと絶対に失敗する

出来たマヨネーズを瓶に入れるだけ

煮沸殺菌はしない。これが1300円。これが加工品です。

一応乳化について説明すると、水と油は当然ですが混ざり合いませんが、界面活性剤(乳化剤)を入れ激しく混ぜることで交じり合います。

マヨネーズの場合は卵が界面活性剤の役割を果たします。

たったそれだけでマヨネーズは出来てしまうのです。

有名な「ふつうのマヨネーズ」なんてアマゾンで買うと一瓶(120g)1300円ですよ。

作り方をしっている身からしたらなんちゅう値段で売っとんねんと思いますが、そんなことはお客さんは知らないので関係ないですからね。

ふつうのマヨネーズ
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%B5%E3%81%A4%E3%81%86%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%A8%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%BA-120g%C3%973%E5%80%8B-%E5%8C%96%E7%B2%A7%E7%AE%B1%E4%BB%98/dp/B0B4DTV7QX?th=1#customerReviews

これを作っている会社はネット決済のサブスクシステム構築をする会社で、実は一度うちもお願いした事があるのでその時教えてもらったのですが、自社のサブスクシステムの実績作りとして「ふつうのシリーズ」を始めたそうです。

監修は広末涼子さんと話題になったシェフさんです。

これはどうでもいい情報ですね。

まあ加工品の値段なんてブランディングの仕方次第ではどうにでも出来るので、それは本当に強みですよね。

それでは!

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https://pickles-school.com/kakou

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