加工食品を「理解する」という事はこういうこと

明日から東京講座、埼玉講座の出張で準備真っ最中なので今日の投稿は手短に。

先日クーポン発行のお知らせをして、直近の卒業生から進捗状況のご報告、というか確認の連絡が届きました。

この方は食品製造は全くの未経験者です。

以下の文面を読んで頂いたらわかると思いますが、完全に加工食品の基礎をマスターされています。

まだ受講して1ヶ月も経っていません。

殆どの方が何の数字が書いてあるのか理解できないと思いますが、この方もほんの1ヶ月前まで皆さんと全く同じ状態でした。

ただ、2日間必死に学ぶことでこれだけの知識を得る事ができ、すべての理屈が数値で理解できているので「感覚」という不確かなものに一切頼らず自信を持って取り組んでおられます。

とりあえずご紹介いたしますのでご一読ください。

おはようございます! クーポンを出していただいてありがとうございます✨

サイトは知っていましたが、個人情報を入れないと価格が分からないのがちょっとおっくうで、登録せずになっていました。

可愛い瓶やパウチ袋もたくさんあるので、落ち着いたらゆっくり見に行きます!

昨日図面を仕上げ、午後に管轄の保健所に行ってきます。

「ピクルスとはどういうものを作りますか?」と聞かれた場合、 野菜を下茹でなど下ゆで(加熱処理)してから漬け込む。

PH3.5以下のピクルス液を使うと、おおまかな流れを説明します。

詳しく説明してと言われたら、ピクルスはPHが4.0~4.5未満に分量を調整し、水分活性値が◯◯に近い状態で中心温度◯◯℃になるまで1分間煮沸します。

出来上がった製品は、細菌検査に出して合格してから販売を始めます。 という説明をする予定です。 (もちろんレジュメは持ち込まず暗記していきます。)

一日の製造本数は20本程度です。 その他作るかもしれないものを聞かれたら、ジャムと答えます。

他に気を付けたほうが良いことがありますか? 生卵、生魚、生肉は使う予定なしです。

チャイの細菌検査は初発で一般細菌700(7.0×10²)、大腸菌群、大腸菌、黄色ブドウ球菌は陰性でした。

キャンディは初発を受けず、一か月~188日(150日根拠)まで申し込みました。

チャイは初発が陰性だったので、これから330日(270日根拠)を申し込みます✨

全て理詰めて考えて判断が出来るので、心のつっかえが取れたようでホッとしています。

取り急ぎ、近況報告でした。 今週は、金曜日に教えて頂いた◯◯の店舗に仕入れに行って、土曜日に赤キャベツとミニきゅうりででピクルスの試作をします。

試作は進めていてもかまわないですよね!? うずらの卵のピクルスも作ってみます。

90℃までOKのスタントチャックパックでも作ってみたいと思っております。

この方は上級編講座を受講されておりますが、初級編講座だけではここまで出来るようになるのは正直難しいです。

私の講座ではこれらの数値の根拠を食品衛生法をもとに示しており、なおかつ、この細菌数を如何にしてクリアするのか?家庭用調理器具だけでどうやったら達成できるのか?を教えるのが講座のキモになっています。

加工食品の衛生管理に必要なのは技術ではなく化学です。何度で何分加熱すれば細菌が死滅するのか、不活性化するのかを科学的根拠を元に処理をします。そこには「感覚」という不正確な要素は一ミリも存在しません。

モヤモヤ不安の感じながら加工品製造をしている状況に限界を感じている方は是非学びにきてください。

まだ講座の準備が終わってないのでとりあえず本日はこれにて!

それでは!

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卒業生の実績、受講生の感想など


※以下事例で紹介している方は全て2ヶ月フォロープログラムを受講された方です

  
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