ヒアリングでお子様の年齢を聞く理由
社会人向け加工食品専門学校ピクルスアカデミー
受講前に私は必ずヒアリングをさせて頂いているのですが、その理由は受講生の現状をなるべく正確に把握するためです。
様々な事情を抱える方が受講を検討されており、特に2ヶ月フォロープログラムを検討されている方にはきちんと実情を把握をしておかないとアドバイスも素っ頓狂なものになってしまいます。
まず、一番重要なのは「なぜ受講を考えているのか?」という動機の部分。
未経験から起業をしたいからのか、事業再建をしたいからなのか、ただ売上を上げたいからなのか、など、全てはここが起源になります。
次にそれを深掘りしていきます。
なんで起業をしたいのか?なんで事業が不振に陥っているのか?など、「なんで?」という質問を投げかけ、それを何層も何層も深掘りしていきます。
それにスラスラ答えられる人もいれば、詰まってしまう人もいるのですが、これはどちらでも良く答えられない人は一緒に考えていくだけなので。
これを聞いておくと、受講後の面談で2ヶ月のスケジューリングをする時に軌道修正ができるのです。
先日の11月東京講座のある生徒さんは、12月に退職予定の男性の方で、毎日高校生のお子様に弁当を作っており食事で健康管理や栄養をフォローしようと献立を考えている、とヒアリングの時に伺っていました。
起業もそれを活かしたお弁当屋を開業しようか考えている、という事で、その方向で私もフォローをする事にしていました。
しかし、受講後の面談で突然「サンドイッチ屋を開く」と言い出し、「え!?何でですか?」と聞くと「今日講座で習ったサンドイッチを販売したい!」と言うのです。
たまにあるのですが、この講座では明日にでも販売できる商品の作り方を教えているので、目の前にはそれはそれは美味しそうでインパクトのある商品達が次々と作られていきます。
それらは実際に萩野菜ピクルスで販売しているものなので、出せばそりゃ売れます。
しかし、商品としての一つの答えを目の前にした受講生は、ある種の魔法にかかった様に「これしか無い」と思い込んでしまう事があるのです。
それで大丈夫な受講生のパターンもあるのですが、この受講生さんは違います。
ヒアリングで最初に話していた「健康や栄養のお弁当で人の健康のフォローをしたい」という理念がすっ飛んでしまっているのです。
この方は起業も初めてで、恐らく不安が先立ち「理念」より失敗したく無いという気持ちから、売り上げがあがるものならそっちの方が良い!という思考になっていたのだと思います。
なのでこの受講生さんには正直に「◯◯さんがサンドイッチ屋をやっても多分失敗すると思います。
じゃあ弁当屋をやったら成功するかと言われれば、商売なので分かりませんが、ヒアリングの時に聞いたお子さんに毎日作ってあげていた弁当のような情熱はサンドイッチ屋には絶対に注げないと思います。
もし失敗したとしても、流されて始めたサンドイッチ屋で失敗するのと、自分の信念に基づいて始めた弁当屋で失敗するのでは、意味が全く違いますよ?
成功してもあんまり嬉しくないんじゃないかと思います。
本当に◯◯さんがやりたいことは何ですか?」
「確かに、、、危うく踏み外す所だった…」
と思いとどめてくれました。
では逆にサンドイッチを作っても大丈夫な受講生というのは、「元々サンドイッチが作りたい、興味がある、など事前に計画に組み込んでいる受講生」です。
こういうことをヒアリングで聞いておかないと、背中を押すことも、引き止めることも判断ができないのです。
それと、もう一つ聞く重要な事が、受講生にお子様がいる時の「お子様の年齢」です。

これは絶対に聞きます。
親がこれから事業を初めて、その子供をフォローできる環境があるのか、が非常に重要だからです。
これからその事業一本で家族を養わなければならないのか、パートナーの収入があり最悪売上が立たなくてもやっていけるのか、今は職についていて空いた時間でやっていくのか、状況によってかわるのですが、いずれにせよ幼児、小学生低学年であれば子供のフォローできる環境がない場合、そっちをどうにかしてから受講をする様に勧めます。
私も小学校2年生の子供がいますが、私も妻も起業をしておりいざとなったら子供の面倒を見てくれる親、親戚がいないと正直事業なんて続けてられません。
子育てを蔑ろにしてまでやる事業に価値はないと思っているので、お子様の年齢は必ず聞いています。
最後に、フォローの期間2ヶ月は時期はずらせないのか?という質問を頂きました。
例えば「受講を先にして、起業は来年5月」というようなパターンですが、全然オッケーですよ。
フォローの時期がズレるだけなので、私としては特に問題ないという感じなので!
ぜひご検討ください!

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