「WEB」と「紙」広告の違いと効果測定の仕方
社会人向け加工食品専門学校ピクルスアカデミー
「広告を出す」というのは企業の規模を問わず必ず検討しなければならない項目です。
こう言うと、「いやうちは広告出さなくても大丈夫なので」という方もいらっしゃるかと思います。
そういう方はSNSだったり、メディア露出だったり、総じて「情報発信が得意な人」が多いです。
しかし、講座を開いて集客のアレコレを教える私の立場からすると、そんな再現性のないことを高らかに謳うことは出来ないのです。
世の中には自分の情報を出したくない人や、SNSが苦手な人だっているのです。
あなたが上手く行った情報発信の仕方も、あなただから上手く行っただけかもしれないですし、たまたまバズっただけかもしれない。
そんな不確定要素が多い手法を、講座で教えるわけにはいかないのです。
なので、ここでは実直に広告費というものを捻出しながら、どのように広告を利用し、効果と向き合っていき売上に反映させていくのかを説明したいと思います。
まず今の時代、広告の種類は「紙」か「WEB」の2種類に分けられます。
WEB広告のメリットは、効果が数字でわかる、安い、内容をすぐ変更できる、配信ターゲットを細かく設定できる、などがあげられます。
萩野菜ピクルスの広告はWEB一択で、今でもインスタ広告を毎日1,000円分配信をしています。
つまり、月間の広告費は30,000円です。
では、紙媒体の広告は効果がないのか、というとそれは違います。
うちの場合は全て試した結果、一番費用対効果が高かったのがWEB広告だったというだけの話で、もちろん紙媒体の広告も全て経験済みです。
今回は紙媒体での広告についてお話ししたいと思います。
紙媒体の広告の種類は
- ポスティング
- チラシ配り
- 新聞の折込チラシ
- 地域情報誌の広告欄
などがあげられます。
紙媒体の広告の最大のメリットは「お店の近隣の住民への効果が抜群に高い事」です。
紙の広告範囲は基本的に「狭い」と考えてもらってOKです。
広告の範囲が限定的なので、近隣の住民からしたら情報が「濃い」ものとなり、「行ってみようか」と思ってもらいやすいのです。
それでは、各媒体の特徴を説明します。
もっとも非効率だが成約率が高い。
商店街など人が多く集まる所で手配りで配布をするので配布枚数はそれほど多く見込めない。
興味を持っている人が受け取ってくれる事が多いので、上手くいけば直接説明ができ、来店に繋がりやすい。
見込み客として優良な人を捕まえられる。
(費用)
印刷代
業者に依頼して一軒家、マンションなどの住宅地にチラシを投函するので、チラシよりは効率が良い。
興味がない人にまで配布をするので、読まれずに捨てられることが非常に多い。
しかし、店から近い住民なので広告を見た人は高い確率で来店してくれる。
(費用)
印刷代+(配送料×戸数)
新聞を購読している家庭層をターゲットにできる。つまり、比較的高齢層で新聞を購読するような家庭なので、ある程度収入がある家庭と想定できる。
そういった層にアプローチをしたい商材の場合、最適な広告となる。
配布する地域も枚数も指定する事が出来るので、かなりカスタマイズができるのが特徴。
オリジナルのチラシをこちらで用意して、配布してもらうことも可能。
(費用)
印刷代+(配送料×戸数)
独自のポスティングシステムを構築しており、発行部数に応じた宣伝をする事ができる。
情報誌の枠の大きさが設定されており、枠が大きいほど値段が高く、小さければ安い。
メリットとしては枠を買取る料金システムなので、発行部数に比例して値段が上がらないので料金を安く抑える事ができる。
(費用)
枠代のみ




Screenshot
このように紙の広告と言っても様々な種類があるので、どの広告が自分の商材と相性が良いのかを見定めながら選定する必要があります。
では、どのように選定をすれば良いのか?
それは、実際に出稿をして費用対効果の良いものを自分で計測するしかありません。
多くの方が悩むのが、「何枚チラシを撒けばいいのか?」つまり発行部数の決め方です。
広告枠を買う以外のチラシは、こちらで印刷をしなければなりません。
1000戸に配りたいのであれば1000枚印刷する必要があります。
このように配送戸数を増やせば、その分印刷枚数も増えてしまうので費用が嵩みます。
この費用をなるべく抑えたい訳です。
では、どのように計算すればいいのか、一つの実例を紹介します。
まず、1000部印刷をして広告を打ちます。
この広告にクーポンという割引機能を持たせておきます。
これは広告の費用対効果を測定する実証実験のようなものなので、理想の割引額は「半額」がベストです。
人は「半額」という言葉に対するお得感が一番強いので、多くの人が利用しようとします。
20%オフなど中途半端な割引では魅力が感じられず、重い腰を上げてまで行こうと思わない可能性があります。
なので、初回は思い切って半額と謳うことで多くの人に来てもらい、どの広告を利用した人が多いのかをリサーチするのです。
ポスティング広告
1000部配布
来店数30人
広告効果3%
新聞折込チラシ
1000部配布
来店数100人
広告効果10%
という結果であれば「新聞折込チラシ」に絞った方が良いのです。
10%の集客が見込めるのであれば「10000部配布したら1000人の来客が見込めるな、客単価1000円であれば100万円売上があがるから広告費を引いてもプラスになるな」といった具合に売上予測を立てる事が出来ます。
実際にはこんなに上手くはいきませんが、考え方はこんな感じです。
なので、まず広告は出稿してみて費用対効果を調べる。
そして効果が一番高かったものに出稿をする。
これが鉄則です。
それでは!
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