加工品は自分が作って売るだけではなく製造委託もできる②
社会人向け加工食品専門学校ピクルスアカデミー
先日投稿したこちらの記事が大変反響があったので、これをもう少し詳しくお話しします。
今回お話しする結論としては以下の2点になります
・逆に考えると外注を請け負える立場になった方が収益の多角化が図れる
下の画像は私が2021年に腸活ドレッシングをOEM(外注)に出した時の実際の資料です。



そもそもOEMに出す理由は、発注側が製造能力が無いからです。
この当時の私もドレッシング自体は作れるが、容器に入れ販売などをする製造許可も持っておらず、食品衛生法のクリア基準も全くわからなかったので外注に出すほか方法はありませんでした。
何社か相見積もりを取り、交渉をしてここだったら大丈夫そうだ、という結論のもと発注をかけたので特に後悔はありません。
もちろんこちらの会社さんに対してもマイナスなイメージも全くもっていません。
しかし、「高っけーなー!!」と思いながらも「外注だからこんなもんか」と自分で納得させながらやりとりをしていたのは事実です。
外注をすると言う事は、自分にもっていない製造ノウハウ、加工技術、製造施設など相手の土俵を借りて委託製造をしてもらうという事です。
それが委託料となり、製造単価として料金に加算されていくのです。
なので単価が高くなるのは当然の事なのです。
でもこの時の私の本音を言うと、
・こんな個数いらんのやけど…
・一回の発注で80万って元とれるんかいな…
・賞味期限1年って書いてあるけど全部売り切れるか??
でした。
曲がりなりにも私は自社でピクルスは作っていたので加工品のおおよその製造原価はわかっています。
でも知識、ノウハウ、製造許可がないので外注するしかない。
今この講座を受講しようか悩んでいる方のほとんどがこの時の私と同じような状況だと思います。
実際に先ほどの記事を読者の皆さんに配信した後、このようなメールを頂きました。
OEM受注のお話は大変面白いと思いました。
こちらが加工の依頼をする場合に小ロットを受けてくれる先を探すのですが300〜500個以下では皆無です。
私からするとこれが小ロット?との感覚ですが、このくらいでないと受託する側は採算が取れないのかなと諦めています。
新商品が認知されるのには時間がかかるので初期の販売に苦労します。なのでOEM製造には需要があると感じでいます。
このように多くのOEM業社は一度の発注量が多いのです。
しかも数十万円支払い商品を手に入れても、在庫がなくなったらまた発注をしなければなりません。
例えば私が発注した3000本のドレシングを1本1000円で売ったとします。
3000本×1000円=300万円が売上になります。
ここから製造原価を引かなければならないので、1本300円とすると、
300万円-90万円=210万円が利益となります。
お、いいじゃん!って思いましたか?
いやいやいやいや(笑)
3000本のドレッシングなんて売り捌くの何ヶ月かかると思ってるんですか?
うちの店舗1日100人来店数があるのに3000本売り捌くの半年以上かかってますからね。
仮に6ヶ月で計算すると月の売上35万ですよ。
で、在庫がなくなってきたら1ヶ月前には追加発注をかけなければならないのでまた80万円支払うんですよ?
しかも、うちの場合自社販売なので差額がそのまま利益になりますけど、3000本なんて普通売り捌けないので基本的に小売店に卸します。
そうなれば当然マージンが引かれます。
30%はマージンで引かれるので、その条件で計算をすると、
3000本×1000円×0.7=210万円が売上となり、
210万円-90万円(製造原価)=120万円しか利益にならないのです。
当然大手の小売店でも無い限り3000本を一気に取引してくれる所はないので、120万円を数社で数ヶ月に分散して得ることになります。
仮に6ヶ月で割ると月20万円です。
80万円払って月20万円の利益を6ヶ月間得ることに、私は商売の面白みを全く感じません。
この講座は、私のように商品を仕入れて販売する事に旨みを感じない人が、自分で必要な量を必要な時に自由に製造できるようになってもらうプログラムです。
先日紹介した記事のように、この技術を活かして逆にOEMを請け負うようになるのであれば、最低受注ロット数は絶対に少なくするべきです。
そうでもしないと、大手と差別化ができずあなたに発注するメリットがないからです。
もし今あなたが外注で商品を作って欲しいな、と思っている製造量や委託費があるのであれば、それは同じ境遇の人が思っているニーズそのものです。
細々した取引を数多く引き受けるのは確かに手間や管理が非常に面倒ではありますが、弱者の戦い方、勝ち方はそこにしか無いのです。
大手の戦い方は自分が強者になって初めてできる戦略です。
まずは泥臭いですが、そういった戦い方で、地元でNO.1のシェアを取る事を目標にしてみてください。
この講座は約30万円の受講料がかかりますが、学んでしまえばドレッシングでもシロップでもマヨネーズでも作りたい時に作りたい量を自分で自由に作れるようになります。
単発でOEMに数十万払って委託するよりも、製造能力を自分で身につけた方が何倍も価値があると思います。
私はそういうお金の使い方をしたい方にこの講座を受けて頂きたいと思っています。
未経験者が起業をしたり、小規模事業者が事業を継続して運営していけるノウハウを提供するプログラムです。
まずは一歩を踏み出し、他の卒業生のように自分の思うがまま自由なビジネスを展開してください!
それでは!
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