起業する時の資金調達のオススメの方法

会社を経営しているとどうしても資金繰りの問題にぶち当たります。

資金がショートしそうだ、という経験はどの経営者もあるはずです。

これから起業する人も心得ておいてください。

資金に悩まされる時は必ずきます。

でも安心してください。

それは必ずどうにかなります。

最初は「どうしよう!!」とパニックになるとは思いますが、案外どうにかなりますし、自分でどうにかするはずです。

そう言う経験を積んでいくと、自分なりの資金に対する哲学が生まれてきます。

例えば先日の投稿で消費税の支払いが180万円あるよー、嫌だなーというような記事を書きました。

じゃあ私はそれを一括で税務署に支払ったかと言うと、払っていません。

税務署に行き「分割にしてくれ」とお願いをして4回払いにしたのです。

「え!?税金って分割納付できるの!?」と思った方も多いはずです。

出来るんです。

とは言え、私も知りませんでしたが、以前資金がショートしそうな時に結構な消費税の支払い金額だったので、こんなの払えないから分割ってできないんですか?と税務署に聞きに行ったら「出来ますよー。」と言われたので、そこで初めて知ったのです。

ちょっと話はそれますが、私は相手のルールにそのまま従えない時は、こちらの要望を伝えて折衷案を導き出すと言うことめちゃくちゃやります。

例えば、萩野菜ピクルスは掛け率を7掛けでしか取引をしないのですが、相手から「どうしても6掛けからお願いします」と言われた場合、「じゃあ初回の注文は500本にしてください。」と言ったり(通常は1ロット30本からです)、4000本の注文をしたいと言われた時に、入金のタイミングは2ヶ月後の月末だったのですが、4000本分の原材料や資材費の手出しが多く2ヶ月も待てないので1ヶ月後の月末にしてください、と伝えたり、こちらがキツイ状況に陥りそうな時は相手の条件をそのまま鵜呑みにせず、必ず交渉をするようにしています。

これが、結構通るものなのです。

なので、消費税の支払いもその時は一括で払える状況ではなかったので、交渉をしてみたら分割納付ができる、という事を知れたのです。

話を戻しますと、今回の180万円は一括で払えるのですが、私の経営に対する資金哲学は「できるだけ資金は手元に残すキャッシュフロー戦略」なのです。

分割納付にすると、当然延滞料が加算されます。

しかし、その延滞料を払ってでも、一気に180万円が無くなるよりは手元に残す事の方に価値を見出しているのです。

これは経営者ごとに資金に対する哲学が違ってくるので、延滞料なんてもってのほか!という方もいらっしゃるでしょう。

なので答えは十人十色でいいのです。

ただ、私の会社の運営の仕方の場合手元に資金が危険水域にさらされない程度にあった方が良かったことの方が多かったのです。

それは物理的なことだけではなく、私の精神衛生上にもその方が安心して会社を運営できるのです。

こういう判断の元、今回の消費税は50万×3回、30万×1回の合計4回に分けて納付します。

金額も回数もこっちで自由に決めれるのです。

それと、起業時は資金は借りられるだけ借りた方が絶対に良いと思っています。

たとえ使わなかったとしても、余分に借りられるなら借りておいた方が良いです。

どうしても最初事業を始めようとした時、自己資金でまわそうと考えがちです。

しかし、会社を経営していき資金が足りなくなってきた場合、金融機関に融資のお願いをしに行かなければなりません。

そうなった時に、普通に考えれば会社の成績が悪い事業には融資はしたくないですよね?

なので、最初に借りておくんです。

使わなくても、借りておくんです。

で、返済の開始時期も交渉してずらしてもらうのです。

数ヶ月は利息分だけ支払いをさせてもらい、数ヶ月後、もし事業が順調にまわりだしていたらその時に一括で返しても良いですし、手元に置いておく方が安心するなら利息分は自腹で、元金は融資分から返済してもいいのです。

このように会社を経営すると言うことは金融機関との付き合いは切っても切り離せないほど重要になってきます。

初めて起業する人の殆どが、借金をした事がないので借金することにとても抵抗感を示されます。

しかし、これは慣れなければなりません。

しかも早めに慣れておいた方が良いです。

まずは日本政策金融公庫が良いです。

その次に地銀や信用金庫、と言った順です。

また、今会社勤めしているのであれば、退職前に絶対にキャッシュカードを作れるだけ作っておいてください。

起業直後や、職を失った状態ではカードを作ることはほぼ不可能になります。

作れても限度額数十万円程度になってしまうので、限度額いっぱいのカードを何個も作っておくのです。

基本的にはそれには手をつけませんが、何かあった時のお守りのようなものとして作っておいてください。

安心感が違うので。

借金や融資と聞くとビクッとするかも知れませんが、経営は資金繰りが本当に大切なので事業計画を作る際は銀行融資もしっかり計画に入れておく事をお勧めします。

もちろん、自己資金だけで始めるのもOKですよ。

それでは!

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