初級編の一番重要項目でもあるマーケティング講座です。
ここでは何を作ってどう売っていくのかを徹底的に学んで頂きます。
萩野菜ピクルスを例にどの様にして売れる商品にしていったのかを、商品企画段階から紐解きノウハウを全て公開いたします。
・ターゲッティング
・ブランディング
・デザイン
・商品棚の独占
ターゲッティング
「誰に向けた商品なのか?誰に買ってもらいたい商品なのか?」
これが商品開発の全ての起点になります。
これがブレたらデザインもブランディングも全て変わってきます。
デザインが良いだけでは商品は売れません。
あなたが作る商品は誰のニーズを捉え、誰の困ったを解決し、誰に欲しいと思ってもらいたいのですか?
全ては誰をターゲットにするかを決める事から始まるのです。
萩野菜ピクルスのターゲットは「萩市在住の25歳〜45歳のお土産を探している女性」たったこれだけでした。
そうです。
東京や大阪や福岡なんて初めからターゲットにしておらず萩市民一択でした。
そんな商品が何故セブン&アイの目に止まったのでしょうか?
全てはターゲッティングから始まるのです。
ブランディング
商品を作るからには理由があるはずです。
みなさんは事業者になるので極論を言えば稼ぐ為ですが、そのもっともっと前段階の深い深い根っこにある理由です。
それを見つける事が一番簡単なブランディングです。
ブランディングには様々な手法があります。
製造数を減らして希少価値を高めたり、高級食材を使用し価値を高めたり、わざとど田舎で事業を立ち上げその地域でNO1になる事で知名度を高めたり答えは一つではありません。
萩野菜ピクルスの場合は「規格外野菜を使ったピクルスを作る」という社会貢献をブランディングの中核に置きました。
グッドデザイン賞を受賞した理由もデザインではなく、この社会貢献部門での受賞でした。
このグッドデザイン賞の受賞もブランディングの一つです。
講義では社会貢献の取り組みをブランディングに使う有効性を学んで頂きます。
デザイン
皆さんデザインと聞くとパッケージや外見をイメージするかと思います。
萩野菜ピクルスはデザインを褒められる事が多いのですが、実は他社とは違うアプローチでデザインを施し売り上げを伸ばしていきました。
それがデザインによる商品棚の独占です。
何故バイヤーは萩野菜ピクルスを全て並べたくなるのか。
何故全種類取引になるのか。
講座ではその手法をそのまま学んで頂きます。