加工食品を製造する場合、必ず必要になってくるのが加工場です。
当然ですが、自宅の台所で作った商品は販売する事が出来ません。
しかし、加工場と聞くととても大きなしっかりした施設を思い浮かべがちですが、それは違います。
加工場として必要な条件さえ満たしておけば、自宅の一部やコンテナを改装するだけでも加工場として申請する事が出来るのです。
もちろんテナントを借り、そこを加工場として利用することもできますし、今はレンタルキッチンや公共の6次産業支援施設など安価に利用できる施設も増えてきました。
ピクルスアカデミーでは「事業はスモールスタートで始めるべき」をモットーに掲げているので、受講生一人ひとりの状況にあった提案を行なっていきます。
下の写真は萩野菜ピクルス立ち上げ時に築70年の物件を家賃1万円で借り、一階を店舗兼工場にした当時の写真です。
建物の古さは関係なく、保健所は中の設備が基準に達しているかを見るのです。

加工場は工務店に100万円でお願いしてとりあえず完成。とても狭く綺麗とは言い難い工場で約6年作り続けた。

マンションの一室を加工場に改築。もちろん自宅の台所として共用不可なのでキッチンが2つある状態。