居酒屋の経営から惣菜事業に切り替えた卒業生

起業したり新たに事業を立ち上げる卒業生が続々と出てきました。

お店を出店する人、キッチンカーで起業する人、新規事業を立ち上げる人など事業の種類はバラバラですが、商売に直結するノウハウを提供している身としては、売れました!という報告が一番嬉しいですね。

昨日連絡をくれたOさんは50代の女性で横浜で10席ほどの小さな飲食店を1店舗だけ運営しており、「コロナで痛い目みたので新規事業で惣菜を販売したい」という理由で、今年の9月に受講されました。

商品を作るなら取引先を見つける必要があるので、とにかく営業に行く事、断られて当然という覚悟で何十件でも回る事、もし取引が決まったらなるべく多くの商品ラインナップを見せて専用の棚を用意してもらう事、など商品開発と並行して販売先の確保にも動いてもらいました。

商品のラインナップや営業先なども逐一報告をしてもらい、あーしてこーしてとその都度アドバイスをする日々。

その成果がやっと身を結び「卸先が決まり販売が始まりました!」という事でお礼のご連絡を頂きました。

その取引先をきいてビックリ。

なんと、横浜みなとみらい駅の商業施設「MARK IS」内にあるスーパーマーケット「Food way」

いやいやいや、営業しろとは言ったけど、こんなどデカい取引先どうやって営業したんよ(笑)

FoodWayは最近山口県にも出店して勢いがある福岡発のスーパーマーケットということは知っていたのと、先月娘をよこはまコスモワールドに遊びに連れて行った時に偶然みなとみらい駅でFoodwayを見つけ「(横浜にも進出してんだー)」と思っていた矢先のこの報告だったので大変驚きました。

Oさんが作りたい商品はピクルスというより、惣菜がメインだったのでスーパーに卸せる品質の食品の作り方、ラベルの作り方を熱心に学ばれていました。

スーパーの惣菜コーナーに展開するという事業計画だったので、賞味期限は3日間くらいを想定し商品ラインナップを考え、メニューが決まったら細菌検査をかけどの程度の賞味期限にするかを決めてバイヤーに提案することにしました。

Oさんの商品を見てみるとパッケージデザインが売上に影響をあたる割合は小さいと判断し、原価を抑える方を優先しパッケージに簡易的なシールを貼るだけにして、とにかく手間もお金もかけず量産できる商品にすることにしました。

バイヤーとマージンや製造量などの交渉を終え、OKをもらいやっと販売がスタートしました。

やっと、といっても9月からたった3ヶ月でここまで形にできたのもOさんが「絶対に成功させる!」と必死に頑張ったからに他なりません。

以下がFoodwayで販売されている商品の一部です。

冷蔵商品、常温商品を作りました。

【居酒屋で出していたメニューを商品化】

横浜MARK IS内のスーパーマーケット「Foodway」に並んでいるOさんの商品

【スーパーの価格帯を考えて資材を選定】

手作り人参ドレッシング。瓶にすると資材費が高くなるのでナイロンのスタンドパックに。

【手作りキムチ】

パッケージには拘らず、手作り感を出した方が良いと伝えシールを貼るだけに留めました。

【デザインに拘り過ぎると既製品感が出る】

スーパーの利用客の特性を考えてデザインを考える。何でもかんでもおしゃれにすれば良いものではない。

【全てを加味した上でデザインを考える】

商品の売りは何なのか?何を一番に伝えたらお客様に響くのか?を徹底的に考える。

以下Oさんからのご報告です。

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こんにちは😃今年もあと少しになりました。お忙しい一年だったと思いますが、益々のご発展を祈っています。
今年、椋木先生とご縁をいただいてとても感謝しています!来年もよろしくお願いいたします。

スーパーへの新商品の納品がやっと出来ました。
いただいたデザインのシールも出来て冷蔵品に貼り始めました。以前の残っているシールを使い切ったら全部変えます!
売上は追ってまたご報告させていただきます。

ピクルスアカデミーに出会わずあのまま居酒屋を経営していたらと考えるとゾッとします(笑)
本当に、本当にありがとうごさいました😊
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いえいえ!こちらこそありがとうございます!良い実例報告ができました(笑)

それでは!

※以下事例で紹介している方は全て2ヶ月フォロープログラムを受講された方です

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