商品開発はレシピと同時に、一人で作れる仕組みを!

こんにちは!
ピクルスアカデミーの椋木です。

今日は、食品の製造販売をされているKさんの例を元に、商品展開の進め方を考えてみたいと思います。

Kさんは、商品の幅を広げるために知識を身につけたいと、10月の大阪講座をご受講いただいた方です。

ご自身の製造拠点があり、ほかの事業者の商品を作るOEMにも関心をお持ちでした。

■ ワンオペでも同じものを繰り返し作れる状態にする

新しい商品をる場合、まずレシピを考えると思います。

もちろんレシピは必要ですが、同時に考えなければならないのが、事業として製造するなら同じものを繰り返し作れる状態にしておくことです。

材料の量、容器に入れる効率、作業にかかる時間。

味だけにこだわり、こうしたことを何も考えずに商品開発をするといざ作ってみたら「一個つくるのに10分かかりました」という最悪な事態を招いてしまいます。

基本、起業当初は全て一人で作業をするワンオペが前提になります。

人を雇う資金なんてないはずなので、最初は全部一人でやるはずです。

Kさんは受講後の感想で、レシピだけでなく、重量管理や充填、温度管理など、商品化に向けた工程を具体的に学べたと書いてくださいました。

実際の実技講座では私が目の前でとんでもない速さで商品を作っていきます。

これは製造の流れを一気通貫で見てもらうことで、「効率化」とはどいう事かというのを実感してもらう為です。

私は常にセブン&アイに納品していた時は一人でピクルスを1日500本作っていたとお話しします。

論より証拠なので、実技講座ではその手際をお見せするので、みなさん口をあんぐりして驚かれます。

1商品の製造時間が「10分」と「1分」では製造コストも10分の1になるのです。

味はもちろん重要ですが、同じくらい重要なのは一人で1日何個つくれるか、という作業効率なんです。

■ 次の新商品は、今の商品と関係性があるものから

その次に、新商品の候補の考え方です。

これは絶対にピボット戦略をお勧めします。

今ある商品に軸足を置いて、関連する商品をつくる。

今使っている原材料を活用できるか。
今の作業と共通する工程があるか。
誰に、どんな場面で使ってもらいたいか。

例えば、同じ原材料を使った家庭用の商品と、飲食店が仕込みに使う業務用の商品では、量と容器を変えるだけで作ることができます。

うちを例に出すと、ピクルス専門店だった私がピクルス入りのサンドイッチを作るといった感じです。

お客様へのアプローチは見た目が映える「萌え断」というピクルスとは全く違う切り口で攻めたおかげで、大行列ができる繁盛店になることができました。

なんでピクルス屋がサンドイッチつくってんの?という「?」が解消されない商品は売れません。

うちのピクルスは1本750円以上する瓶詰め商品なので、日常食としては利用されづらい価格帯なので、もっと気軽に楽しんでもらえる様にピクルスが入ったサンドイッチ販売しますよー、という触れ込みで「?」を解消しました。

■ 賞味期限は適当に決めない

Kさんは受講前、科学的な根拠をもとに賞味期限を考えたいという希望も書いてくださいました。

これは加工食品を作る上で最も重要な項目です。

「できれば半年持たせたい」のであれば、商品毎に適切な殺菌処理を行う必要があります。。

消費者庁のガイドラインでも、食品の特性に応じて科学的な根拠に基づいて期限を設定することと明記してあります。

参考:消費者庁「食品の期限表示に関する情報」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/expiration_date

難しく書いてありますが、要はちゃんと殺菌して、細菌数調べて、それに基づいて賞味期限決めろよ、と言っているのです。

この講座では私の小学校5年生の子供でも出来るくらい、簡単でシンプル且つちゃんとした科学的根拠に基づいた手法を習得してもらいますので、ご安心ください。

年齢関係なく誰でもできますから。

■ OEMは5万円以上で受注する

KさんはOEMにも関心をお持ちでした。

OEMとは製造委託、つまり製造を請け負うのです。

ほかの方の商品を製造するなら、「何が作れますか?」と聞かれたときに、答えられる範囲を明確にしておくと話が進めやすくなります。

どこまでが自社で対応できる作業なのか。試作から相談を受けるのか。原材料や容器は誰が用意するのか。

さらに、表示内容や期限設定の根拠を誰が準備し、確認するのかも、受注前の打ち合わせ項目に入れておきます。

今の設備や体制で対応できる内容を具体的にしてから、必要な作業時間や費用を算出する。

通常は一回の製造依頼で最低自分がいくら欲しいのか?で考えます。

例えば多くのOEM業者は最低10万円を設定していることが多いです。

最低ロット数100本からとか500本からとか書いてあったりしますが、結局どっちの本数で依頼しようが10万円は取られる計算になっているのです。

小規模でOEMを請け負うなら、まあ最低5万円の料金設定はしたいところですね。

じゃないと商売としての旨みがないんですよ。

一個につき100円で作ってあげますよ、なんて絶対に言ってはだめですよ。

その作業は後々絶対に嫌になり後悔し、自分の首を締めることになります。

相手が友人知人であろうとビジネスとして割り切る。

この心持ちが重要です。

「商品を増やしたいけれど、今の設備や経験をどう使えばよいのか分からない」という方は、無料個別相談で現在の状況を聞かせてください。

作りたいものだけでなく、今作っているものや困っていることが分かると、次に取り組む順番を具体的に指導することが出来ますので。

それでは!

無料初級編オンライン講座を申込む
(どなたでも1度のみ参加出来ます)
申し込む