作りたい商品と、売れる商品は別!

こんにちは!
ピクルスアカデミーの椋木です。

今日は講座で北海道に来ています。
山口とは寒さが桁違いです(笑)
正直舐めてました(笑)

さて、この講座にはピクルスを作りたい、ソースを作りたい、季節の果物でジャムも作ってみたいなど色々な加工品を作りたい人たちがやってきます。

ただ、皆さんがやるのはあくまで商売なので、作りたい商品と、売れる商品は別だと割り切らなければなりません。

作る商品を考える時は、「誰が、どんな時に使うのか」まで考えてほしいんです。

ここが決まっていないと、味が決まっても、量や容器、価格設定の所でまた迷ってしまいます。

今日は、作りたいものを商品にしていく時に、最初に考えることをお話しします。

■ そのソース、何に使ってもらいますか?

例えば、地元の野菜を使ったソースを作りたいとします。

「地元の野菜にこだわった、おいしいソースです」

もちろんこれも商品の特徴です。

でも、お客さんからすると「それで、何に使えばいいの?」という話なんです。

焼いた肉にかけるのか。

サラダに使うのか。

パスタに絡めるのか。

これが分かると、買って帰った後の食卓が想像できます。

例えば、平日の夕食を手早く用意したい人に向けるなら、「茹でたパスタに和えるだけ完成するソース」という使い方を提案したとします。

そうすると、一本で何回使える量にするか、容器から出しやすいか、料理の写真をどこに載せるかまで、考えることが具体的になります。

飲食店で使ってもらうなら、また話が変わります。

個人用ではなく業務用になるので量は1リットル単位になって来ます。

一皿にどのくらい使うのか。

これを使ったら一皿の原価はいくらに抑えられる様になるのか。

仕込みのどの作業を減らせるのか。

同じソースでも使う相手が変われば、必要な量も伝える内容も変わってきます。

なので、まずは「誰に使って欲しい商品なのか?」という、相手を具体的に考える必要があります。

■ 売る場所が決まると、伝え方も変わる

次に、その人にどこで買ってもらうかです。

イベントで自分が販売するなら、その場で使い方を説明できます。

「これ、何にかけるんですか?」と聞かれれば、答えられます。

しかし、お店の棚に置いてもらう場合、あなたは商品の横にいません。

お客さんが瓶を見ても、何に使うものなのか分からなければそのまま棚に戻されてしまうかもしれません。

だから、置いてもらう売場では商品と一緒に何を伝えられるかを考えます。

料理の写真を添えたPOPを置けるのか。

商品説明はどのくらいのスペースに書けるのか。

そして何より大事なのが、お客様に自分の商品の存在に気づいてもらう事です。

デザインで目立たせるのか、量で目立たせるのか、手法はさまざまありますが気づいてもらえないと言う事は存在していないことと同意義です。

つまり、その商品は一生売れることがないのです。

こういうことは、商品が完成してから考えるのではなく、販売先に営業に行った時点で聞いておくのです。

どこまでやっていいのか、どこからがNGなのかラインを聞くのです。

まずは候補のお店を見に行ってみてください。

どんな商品が、どんな量と価格、どんなPOPを出してで並んでいるか。

その棚の中に自分の商品があったらどう見えるか。

そして最後は客のふりをして、ソースで一番人気の商品欲しいんですけどどれですかー?と店員に聞きます。

会話のなかで、じゃあ2番目は?3番目は?なんでこれが人気なんですかー?とリサーチをかけていきます。

私は実際にそのまま買ってなんでこれが売れてんだ?と調べ尽くしてました。

調べるのは味というよりデザインの方です。

昨日も書きましたが、味は買った後の感想なので、中身ではなく外側にある「人が買いたくなる理由」を自分なりに分析するのです。

■ 値段を決める時は原価だけを見ない

自分で直接売るのか、お店に買い取ってもらうのか、売れた分から販売手数料を引いてもらうのか。

販売先が変わると手元に残る金額も変わります。

うちの講座では基本的に卸価格を前提に価格を決めさせます。

最低でも3割マージンを引かれて500円は手元に残る様にさせます。

じゃないと作っていても本当に面白くなくなってくるからです。

この500円から原価を引いていきます。

先ほどのソースなら、野菜や調味料のほかに、瓶、ふた、ラベル、包装にもお金がかかります。

さらに、作業する場所の利用料や、配送費用もあります。

500円がそのまま利益になる訳ではないんです。

まず、一本売れた時に自分に入る金額はいくらなのか。

そこから、作って届けるまでにかかる費用を引いてみる。

自分の作業時間も書き出して、その売り方を続けられるかを考える。

「このくらいの値段なら買ってもらえそう」という感覚だけで決めると、まず失敗します。

■ 最初は一つの商品を買ってもらう所まで考える

作りたいものがいくつもある時は、まず一つ選んで次のことを書いてみてください。

・誰が、どんな時に使う商品か

・業務用なのか個人用なのか

・どこで売るのか

・どのくらいの量と価格にするのか

最初から正解を書こうとしなくていいです。

そんなもんかける訳ないので。

あくまで商品の方向性をきめるだけなので、修正ありきで考えます。

これにはいい効果があって書き始めてみると、思考がどんどん現実化に向けて具体的になっていきます。

あれが足りない、これはどうすればいい、など次にやらなければならない事や調べることなどが次々に浮かんでくるようになります。

そうすると、自ずと一歩を踏み出し始めるのです。

野菜を買いに行ったり、調理器具を見に行ったり、保健所に電話してみたり、小さいアクションですがそれは現実化に向けた大きな一歩なんです。

無料の初級編オンライン講座をご受講いただいて、「自分の商品ならどう考えればいいんだろう?」と思った方は、個別相談で聞かせてください。

その話を伺いながら、最初に取り組む商品と次にやるべき事を私が一緒に考えます。

それでは!

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