当日製造の商品を減らすと現場のストレスは大幅に軽減される
社会人向け加工食品専門学校ピクルスアカデミー
今回ご紹介するのは3月10日@山口講座にご参加頂いたFさん。
Fさんは現在中部地方の小さなスーパーで惣菜責任者として働かれております。

朝6時の始発の新幹線で東海地方から参加されたFさん。ほんの数分で出来上がった商品をまじまじと見つめています。
今回ご応募頂いたきっかけは、お店の商品として賞味期限の長い加工品を作りたい、というのと、今後独立を考えておりその時の為にもノウハウを学んでおきたいという事でした。
現在のFさんの働き方はとてもハードで早朝の5時くらいから惣菜を作る為に出社をして、一人でほとんどの商品を作っているそうです。
この日もお店に穴はあけれないので、朝の2時に出社をして惣菜をつくり、6時の始発の新幹線にのり山口まで来られました。
この様にFさんが休んでしまうとお店自体もまわらないという過酷な状況なので、当日製造当日販売の商品を減らして少しでも負担を減らしたいという、お店とFさん自身の希望でもありました。
これまで何度も書いている様に、うちのお店は当日製造当日販売のスタイルは全て止めました。
理由はスタッフの負担を軽減させる為です。
なので、サンドイッチもフルーツサンドも腸活サラダボウルも全て前日製造です。
今日作った分は明日売ります。
そして賞味期限は4日もつので、もし明日売れ残ったとしても明後日まで販売します。
これをする事で、スタッフは時間に追われる事なく悠々と作る事が出来ます。
当初は当日製造をしていたのですが、人が一番ストレスを感じるのは時間に追われることです。
朝10時開店までに100個作れ、絶対に遅れてはダメだ!
というのは体力的にも精神的にも相当追い込まれます。
前日に製造をして品質的にも衛生的にも問題がないのであれば、そういった商品は増やすべきです。
かなり楽になりますよ。
と言う事でFさんのご感想です。
遅くなりましたが、感想です。
【受講してよかったこと】
今スーパーの惣菜で仕事をしています。
毎日早朝から野菜を使った手作り煮物を中心に、当日販売のものをほとんど作っています。
とにかく時間のないことが私の課題で、賞味期限の長い加工品を作りたいと考えていました。
加工品を作るためには、殺菌のやり方がどれだけ大切かを学ぶことができました。
先生のこれまでの経験された、失敗談も大変勉強になりました。
【授業内容で驚いたこと】
先生の仕事の段取りと、効率の良さに驚きました。
これは今後の自分に活かしたいと思いました。
今の自分の仕事のやり方は「全てをちゃんとやらないといけない」と言う考えがあり、段取りとか効率を一応は考えてはいましたが、なかなかできないでいました。
なので今回山口で、実際目の前で先生の動きを見ることができたのは、本当に貴重な経験になりました。
効率化を本気で考えると言うことはこう言うことなのか、と。
【講座内容は満足できるものだったか、それはどこですか?】
とても満足できるものでした。
山口まで足を運び、実際目の前で先生の言葉を聞き、動きを見れた事は、本当に勉強になることばかりで良い経験になりました。
「商品はまずお客様に気づいてもらうことから」と言う言葉に、今後の商品の陳列の仕方の視点が、良い方向に向きそうです。
たくさんヒントをいただきました。
最後の終わりの挨拶の時に、「頑張って稼いでね!」と言う先生の言葉で、今後さらに今日の経験を最大限に生かし、頑張っていきたいと改めて決意をしてしまいました。
本当に本当にありがとうございました。また何かあれば連絡させていただきます。
この講座を受けた人は、「え!?これも前日製造でいけるんですか!?」と驚かれます。
「だったらうちの商品のアレもコレも前日製造でいけるかもしれない…」と気づきを得られる方も非常に多いです。
なんでこんな簡単な事に気づかないんだ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、現場に立っていると気づかないものなのです。
特に、スタッフは指示を受けて作る事が仕事なので、いかに効率よく作れるか、という視座しか持っていません。
なので、経営者がこれに気づかないとダメなのです。
「これって本当に今日つくんないとダメなのか?自分の思い込みでやってないか?」
という視点を経営者が自分に向けて持たない限り、現場はなにも変わりません。
当日製造する量が減ると、現場のストレスは見違える様に楽になります。
経営者の方は一度この視点で自分の商品を見つめ直す事をお勧めします。
それでは!

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