OEMから自社製造に切り替えたい農家の受講生
社会人向け加工食品専門学校ピクルスアカデミー
今回ご紹介する受講生さんは埼玉の認定講師の元で講座を受けたIさんです。
今年の5月から全国に講師を配置して、講座を開催しているのですが習熟度や満足度は私が直接教えている時と全く変わりません。
なぜかと言うと、講習会場では大型のモニターで私の実演動画をフルテロップ入りで流しており、映像で話しているのも教えているのも全て私で、講師の方には私の代わりに実演のみを受講生の前で行ってもらっているので、私が直接教えているのと全く差がないからです。
当初は講師の方にお話しも実演もやって頂くつもりだったのですが、これだと同しても講師によって話す内容が違ったり講座のクオリティーが担保できないと言う事がわかったのです。
なので、私がいつもお話ししている講座の撮影をして、その映像をわかりやすく編集し、実演のみを講師の方にお願いをするようにしたのです。
この方法のおかげでどこで受けても差が生じず、今回ご紹介するIさんのようなご感想を頂けるようになっています。
いずれにしろ受講後のフォローや質疑応答は全て私が行なっているので、受講生の頭に「?」が残ることは絶対にないのでご安心ください。
とはいえ、私から学びたいと言う方が多いのも事実なのでとりあず9月の私が登壇する講座は、
6日/東京
11日/山口
15日/鹿児島
16日/宮崎
28日/山形
30日/東京
となっております。
どうぞご参考までに。
さて、埼玉講座を受講されたIさんは現在農家で加工品はOEMで外注にだされているそうです。
私はOEMには反対の立場をとっているのですが、理由は主に以下の2つです。
・単純に製造料金が高すぎる為、販売価格を高くしないと利益が取れない
基本的にOEMで製造委託する場合、最低ロット数500個以上、製造料金300円以上、というのが大体の相場感なのですが、「製造に1個300円もかけてどうすんねん」というのが私の率直な感想です。
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OEM(外注製造)は本当にやめた方が良い。利益が少なすぎるしデメリットが多すぎる。自社製造に切り替えて利益の最大化を目指す。
自社で売るならまだしも、500個の商品を自社だけで売るのも結構辛いんです。
いや、全然売れるんですけど1日で売れるわけではなく、何ヶ月もかけて500個売るんですよ。
そうなった場合、賞味期限はどんどん迫ってきて最後のほうなんて、賞味期限1ヶ月しかありませんという商品が残るのです。
自分が客ならそんな商品買いたくないでしょ?
だからといって、デパートや道の駅などに卸すとなったら今度は30%以上のマージンが発生します。
800円の商品を卸す場合こちらには30%を抜かれた560円が入ってきて、製造原価300円を引いたら260円しか残らないんですよ?
こんな稼げない商売誰がやりたがるんですか。
加工品は原価をめちゃくちゃ安く抑えられて、高価格で販売できるから面白いんですよ。
うちの講座で教えるピクルスなんて原価80円くらいですよ。液も野菜も瓶も資材費も込みで。
それを800円で売って、自社販売の場合720円が利益になり、卸す場合は560円-80円で470円が利益になります。
瓶商品の場合は卸しても500円くらいの利益が入るような値段設定を目指します。
商品の納品ロット数は自分で自由に決めていいので、うちの場合は最低30個に設定しており470円×30個=14,100円が一回の発注時の利益になるのです。
あとは取引先を増やせばいいだけなので10箇所になれば10倍になりますし、売れるお店は月に何回も発注してくるので、その分また増えていきます。
これがOEMの場合、発注してすぐに納品をしてくれるわけではないので余剰在庫を抱えるしかなく、余分に発注をして確保をしておかなければなりません。
一回の発注だけで500個×300円で15万円必要になるのです。
自社製造なら4万円で作れるのに。
うちの場合は発注が来てから製造しているので、在庫を抱える必要もありません。
この様にどう考えたって加工品は自社で製造できた方が良いに決まっているんです。
この事に悩んだIさんはOEMから自社製造に切り替えようと思い、受講をされました。
それではIさんのご感想をどうぞ。
この度は大変お世話になりました。ありがとうございます。
実技の時間を間違えてしまい、講師の先生には大変ご迷惑をおかけしましたが、お時間を調整していただいたおかげで無事に受講を終えることができました。
改めて感謝申し上げます。
私は本業が農家で、漬物用の野菜を生産していますが、毎日のように規格外の野菜が出てしまいます。
これまでは漬物に加工するくらいしか方法を思いつかず、直売所にはすでに数えきれないほどの商品が並んでいるため、差別化が難しいと感じていました。
そんな時にこちらの講座に出会い、新しい角度から野菜を活かせる可能性を見つけられたことが一番の収穫です。
特に、食品加工を始めるにあたり心配していた細菌検査のことを具体的に学べたのは非常に安心材料になりました。
また、バーコードの取得方法や食品成分表の作り方など、今まで調べてもよく分からなかった部分を実践的に理解できました。
開業に必要な基礎知識をまとめて学べたことは、自分にとって大きな財産になったと思います。
【授業内容で驚いた事】
一番驚いたのは、先生がこれまで積み上げてこられたノウハウを惜しみなく公開してくださったことです。
正直、「ここまで具体的に話してしまって大丈夫なのか」と思うくらい、成功の秘訣や実体験をリアルに聞けたのは大きな学びでした。これだけで超有料級の内容だと感じました。
また、サンドイッチの実技では「見た目がとても華やかで、自分にはとても作れないだろう」と最初は思いましたが、実際に作業の流れを見てみると意外とシンプルで、「自分でもできるかもしれない、やってみたい!」と気持ちが変わったのが印象的でした。
レシピを読むだけでは分からない部分を、実際に目で見て体験できたのは大きな収穫でした。
レシピや加工技術だけでなく、マーケティングの重要性について詳しく聞けたのも大変ありがたかったです。
どんなに美味しい商品を作っても売り方を間違えれば埋もれてしまう、という言葉には強く共感しました。
私は現在OEMでいくつかの商品を外注で製造をしていますが、今回学んだ「売れる仕組み作り」の考え方を既存の商品にも取り入れられると思います。
【講座内容は満足できるものだったか、それはどこですか?】
座学、実技共に大変満足しています。
その理由は「誰にでもできる」と言われたことが、本当にその通りだったからです。
最初は加工食品の製造と販売というと、とてもハードルが高いものだと思っていました。
しかし、講座で実際に体験してみると、自宅の台所にあるような道具でも十分にスタートできることを実感しました。
また、単に知識を得ただけではなく、「今すぐにでも一歩踏み出せる」という実感を持てたことが何よりも価値ある体験でした。
漬物製造業を始めたいと思いついてから3年。
ずっと漠然と開業したいと思ったままで立ち止まっていました。
今回、講座を受けたことによって、目標に向けて具体的に動き出せる自信につながりました。
この度はありがとうございました。
萩に行く機会がありましたら、店舗に伺ってみたいです。
引き続きよろしくお願いします
と言う事でどこで受講しても学べる内容は全く同じだとお分かり頂けたと思います。
OEMは依頼するのではなく、依頼を受ける側になるのであれば全然有りだと思います。
この講座を学べば、様々な加工品が作れる様になるので、逆に他社の加工品を作ってあげることも可能になるのです。
それでは!

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