お店を流行らせたいなら絶対に相手の土俵で勝負をしない
社会人向け加工食品専門学校ピクルスアカデミー
先日リリースしたマーケティング分析シートですが、大変多くの方にダウンロードして頂いたようでありがとうございます。
たった7問の設問に答えるだけの簡単な作りにはなっていますが、マーケティングの本質は十分捉えているものになっているのでどんどん使って下さい。
物足りないなぁと感じる方は、是非ご自身でもっと調べてみてください。
とても奥が深いものなので面白いですよ。
さて、この前の投稿では「競合を分析して自社の強みを活かせ」とお話ししたのですが、別の言い方をすれば「相手の土俵で勝負をしない」という事でもあります。

今日の12時の店内の様子です。ありがたい事に本日も満席です。紅茶専門店の時は土日も閑古鳥状態でした(笑)きちんとマーケティングを行えば、皆さんのお店もこんなふうになりますから。
つまり、「競合の真似をしたって勝てっこないから、自分で勝てる分野で勝負をする」という事です。
例えば、私がカフェを作る際の競合はコメダ珈琲、スターバックスがありました。
後発も後発なのでこんな大手には逆立しても勝てっこありません。
しかも飲食店なんてやったこともない素人です。
そこで私は競合と完全な差別化を図るために、「紅茶専門店」にした、という事は前の投稿でも書きましたね。
これが大ハズレで、差別化はできていたのですが、そもそものニーズが全然無かったので全くお客さんが来なかったのです。
なので私は1ヶ月で紅茶に見切りをつけて、他の強みで勝負することにしました。
この見切りの早さも重要だと思っています。
時間をかけて認知度を増やし、育てればなんとかなる商材なのかを見極めることも重要ですが、この当時の私にはそんな悠長なことを言っている時間はなかったので、その選択肢はありませんでした。
どんな思い入れがあろうと、ダメなものはダメと切り捨て他の強みで訴求する事にして、再度作戦を練り直しました。
基本的に飲食店、特にカフェでは「女性」をターゲットにしないと失敗します。
私のお店ではランチを提供しているので、平日の昼間にカフェに来る様な客層は9割以上が女性です。
ラーメン屋などジャンキーな飲食店であれば男性ターゲットにしますが、うちのお店は女性の付き添いで男性が来る事がほとんどです。
なので、次は飲み物を売りにするのではなく、ランチの中身、特にメインではないセットで付いてくるだけの野菜サラダを売りにする事にしました。
どうしたのかというと、引くくらい大盛りにしたのです。

ランチの付け合わせで出しているサラダ。とんでもなく量が多いです。初見の人は皆さん驚かれます。
萩野菜ピクルスという店名との親和性も抜群で、これは目に見えて大当たりしました。
「ランチを食べに来たのに付き添いの野菜でお腹いっぱいにされる店」としてSNSでバンバン拡散され、野菜を取りたいママさん達の情報網にも乗っかり瞬く間に女性客が来る様になったのです。
この様にアレコレ試していると必ず「これだ!」という商品が見つかります。
これは絶対です。
もし見つかってないのであれば、それはあなたが試している数が少ないか、見当違いのことをやり続けているかだけのどちらかです。
そういった商品が見つかったら今度はSNSでその投稿をしまくります。
サラダ写真の投稿だけではなく、作っている写真や野菜を仕入れいている風景など、その商品にまつわる裏側など普段お客さんが知り得ない情報をどんどん見せていくのです。

SNSで投稿する製造の裏側の写真。私たちが普段見慣れて何も価値がない様な風景もお客さんからしたら新鮮なんです。

「ランチだけでこんなにも大量のレタスを使っています」と投稿すれば誰でも驚きます。とにかく記憶に残る投稿を心がける。日常風景に勝手に自分で飽きないこと。
そうするとこちらがいかにその商品に思い入れがあるか、こだわっているかが認知され、それのプロフェッショナルとして認識されだすのです。
これはお客さんからの認識を得るだけでなく、情報として拡散されるので、その投稿を見ているメディア関係者が必ずいるので、TVやラジオなどでそういった企画があるときに専門家として呼ばれたり、取材の依頼が来たりするのです。
この様に「如何に人の心を動かすか」というのを徹底して、萩野菜ピクルスでは売上を伸ばしているのです。
もちろんこの講座を学ぶ受講生にもこれを徹底して行ってもらいます。
商品が美味しい、美味しくないという反応はお客様が商品を買った後の反応です。
なので、まずは買ってもらうことに全力を注ぐ必要があるのです。
あなたの作る商品がいくら美味しくてもお客さんは来てくれませんよ。
一にも二にも買ってもらう努力をすることの方が重要です。
それでは!

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