工場のリフォーム代を500万から250万に抑えた受講生
社会人向け加工食品専門学校ピクルスアカデミー
先日、去年の11月に受講されたNさんから工場が完成したとの連絡を頂きました。

Nさんからは受講直後にはこんな感想を頂いていました。
椋木さま昨日はありがとうございました。刺激を受けた一日でした。
・受講してよかったこと
わからない事に答えが出た事です。そして、面談でズバッと言ってもらえた事で、自分が何をやりたいのか整理ができ、やりたい事が明確になった事です。
そして、他の受講者の方々に刺激を受けとこともです。
・授業内容で驚いた事
本当にここまで教えていいの?と言うくらい、教えてもらえた事が驚きです。
ポイントを教えてもらった事で、すごく気持ちが楽になりました。
失敗談を教えてもらえたのも驚きでした。
・講座内容は満足できるものだったか、それはどこですか?
大満足でした。
作り方だけでなく、マーケティング、ブランニング、利益出す為には、と盛りだくさんの内容をポイントを押さえて教えてもらえて、とっても凝縮された講座でした。
起業は、ゆっくり進める予定でしたが、計画を前倒しで進めていこうと思ってます。ありがとうございました!
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Nさんには事前ヒアリングの時に自宅敷地内にあるかなり古い倉庫を工場としてリフォームする予定だと聞いていました。
既に工務店に見積もりを出してもらっているとのことだったので、金額を聞いてみると500万円。
この金額を聞いて皆さんは高いと思いましたか?安いと思いましたか?
答えを言うと高いも安いも正解はない、です。
ただし、絶対にやってはならない事があります。
それは、見積もりを鵜呑みにして「工務店さんに丸投げ」することです。
これは「工務店が吹っかけてくる、悪だ!」という意味ではなく、依頼主である自分が「何が必要で何が不必要か」を正確に伝えないと「工務店さんは全力で良いものを揃えてきてしまいますよ」という意味です。
私はNさんにまず物件の写真と動画を送ってもらいました。



そして講座で学んだ内容から、自分が取得したい製造許可の優先順位を決めてもらいました。
講座を受けると工場には何が必要かわかるので、「それだったらコレとコレとコレがあれば最低限の製造許可は取れますよね?」「見積もりで出されているコレとコレは必要ないですよね?」と一つづつ整理をしていきます。
その後のメールです。
(Nさん)
先ほどありがとうございました。倉庫の改装は、内容を再度見直すことにします。保健所は先ほど確認したら、複数許可は、曜日、時間帯を変えたら良いいう条件付きでオッケーでした。
惣菜の場合は、火(オール電化の場合)を使いますが、その辺りの基準は、普通の台所くらいの認識で大丈夫なのでしょうか?
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という質問が来たので、以下そのやりとりです。
(椋木)
いえ、逆です。熱源がガスの場合は耐熱素材の内壁を施さなければならないので、費用が高くなるのですが、熱源が電気の場合は引火の恐れがないので木造のままでOKです。なので、費用はぐんと安くなります。
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(Nさん)だったら、電気のほうが良いですね。保健所だけでなく、消防の確認も取らないといけなかったりするのでしょうか?
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(椋木)
消防に申請する内容は取得する製造許可によって変わります。保健所に申請する時に合わせて消防に問い合わせたら大丈夫です。
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こんなやりとりを続けて数日後、進捗の報告がありました。
(Nさん)
倉庫の中の様子と図面を送ります。大工さんと会話をし、ランクを落とした改装だと100万くらいでも出来そうです。
以前、保健所に聞いた情報で、調理場は水でバシャバシャ清掃できるような床だと説明していたので、改装に費用が掛るのでしない方が良いと言われました。
再度倉庫での調理場設置を確認しようかと思います。
しかし、その場合は、壁で調理室を囲む必要はあるのですよね?
自宅の物置の改装が良いのか、倉庫に調理場を設置するのがいいのか、が迷っています。
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たった数日で500万だった見積もりが100万になりました。
そうなんです。
必要なのは、こちらがどこまで工事に求めるか、を正確に伝えることなのです。
それがわからないから工務店に丸投げをして、想定以上の見積もりをだされてビックリするという事が多発するのです。
これは工務店さんのせいではありません。
こちらの要望を正確に伝えて、きちんと会話をすれば相手もこちらの意図を理解して良きようにやってくれるのです。
例えば200万しか出せないんだったらその上限をきちんと伝える。
その金額の範囲内でできる所はどこまでかを正確に聞く。
足が出そうなら、そこが自分で出来るのであれば自分でやって費用を抑える。
自分では出来ない部分であれば何とかして費用を捻出するか、自分でできそうな所を見つけてそこの費用をそっちに回す。
こういうコミュニケーションを工務店さんと必死にしていると、「この人ほんとに費用を抑えたいんだな」という本気度が伝わるもんです。
Nさんにはこういうやりとりを工務店さんとやって頂いた上で、100万円での改装案では流石に不十分すぎるので、必要最低限のレベルをもう少し上げて再度交渉をしてもらいました。
(Nさん)倉庫のリフォームの見積もりが出ました。
調理場だけでなく、玄関や床や壁の張り替えなど諸々の含め、250万でした。
シンクや冷蔵庫.収納庫などは、椋木さんに言われた通り中古を購入予定です。
12月から工事に入り年内に終了予定です。保健所に不明点は確認済です。
教えてもらったピクルス、サンドイッチ作ってみましたが、思った以上に難しく、来年に入ったら、調理場で試作品を作って慣れようと思っています。
地元の野菜を作ったオリジナルのピクルスも考えてみたいたも思ってます。
3月か4月くらいから、稼働したいと思ってます。
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そして、先週工場が完成したとのご連絡がありました。
(Nさん)去年11月に山口で受講したNです。
作業場の工事に思った以上に時間を要し、経過報告が遅れましが、やっと昨日、保健所に申請書を提出。再来週、検査の運びとなりました。
調理室だけでなく、母親がやっているカラオケ部屋のリフォームと、フリースペースの新設。
当初予定より、大掛かりとなり、キレイに仕上がった事により、今回は飲食店営業に絞る事にしました。
カラオケに毎日10人前後のお客さんがあることと、週2回、フリースペースでピラティスなどの運動教室を開催する事で、固定で人が来るので、当面はその人達を対象に作ってみることにしました。
私も仕事しながらですので、どれだけこなせるか未知数なので、それで良いかと思いました。
やっていく中で、色々試行し、数年掛けて、方向性を見つけていけたらな、と思ってます。
まだまだ始まってもないですが、ここまで来れたのも、ピクルスアカデミーで受講出来たことが大きかったな〜、としみじみ思います。
本当にありがとうございました😊
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この文章の中に「今回は飲食店営業に絞る事にしました。」と書かれています。
コレなんです、重要なのは。
全部を100%自分の理想通りにやろうとしたら当然お金はかかります。
しかし、資金や資源に限りがある場合は優先順位を決めて、何かを諦める必要があるのです。
Nさんは受講当初「何が分からないのか分からない」状態でした。
それが講座を受ける事で自分に必要な事が鮮明になり、自分の判断だけで取捨選択ができる様になったのです。
その結果がリフォーム代500万円→250万円です。
みなさんにも是非体験してもらいたいですね。
それでは!

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