個別面談で考えたKさんの事業計画書

こんにちは!
ピクルスアカデミーの椋木です。
今日も実際に送った提案書のご紹介です。
155期生のKさんには個別面談後に、今後の事業展開に向けた提案書を作成してお渡ししました。
Kさんは、管理栄養士の資格をお持ちで、現在は介護施設の栄養士業務の代行や、調理スタッフの指導と育成などのお仕事をされています。
専門的な知識をお持ちで、すでに食に関する経験も豊富な方です。
しかし、現在の仕事は365日体制で時間に追われることも多く、今後は働き方を変えて、自分たちの商品やブランドを持つ仕事に軸足を移していきたいと考えていらっしゃいました。
将来的には、ご主人と一緒に店舗を持つことも目標にされています。
そこで、この時の面談では、これまでの経験や現在の状況、将来の目標などを詳しく伺い、Kさんに合った事業の進め方を考えました。
■ 地元の食材を使って、自分たちの商品を作る
Kさんが関心を持たれていたのが、ご実家のある熊本県の地場産品を活用した商品開発です。
例えば、ジャンボニンニクなど、地域にある食材を使ってピクルスや保存食、加工調味料などを作ることができれば、地域ならではの商品につながる可能性があります。
すでにご夫婦で食品衛生責任者の資格を取得され、HACCPの研修にも取り組まれていました。
つまり、単に「いつか食品を作ってみたい」という段階ではなく、実際に事業を始めるための準備を進めていらっしゃるのです。
そこで、私からは、商品開発だけでなく、製造場所や営業許可、販売方法まで含めた具体的な計画をご提案しました。
■ 最初から大きな設備投資をする必要はありません
食品製造で起業しようとすると、専用の工房を作ったり、設備をそろえたりすることから考えてしまう方もいます。
しかし、最初から大きな投資をする必要があるとは限りません。
今回のKさんには、既存施設の厨房や営業許可のあるレンタルキッチンなどを活用し、まずは小規模に製造を始める方法をご提案しました。
商品を作り、実際に販売してみる。
お客様の反応を確認しながら、価格や商品構成を見直していく。
そうやって販売実績を積み重ねてから、将来の自社工房や店舗について考えていく方法です。
もちろん、製造場所の営業許可や衛生管理など、事前に確認しなければならないことはあります。
大切なのは、必要な準備を省くことではなく、今の段階で必要なことを整理し、無理のない順番で進めることです。
■ 料理ができることと、加工食品を販売できることは違います
今回、特に重要だと考えたのが、加工食品の保存性に関する知識です。
おいしい商品を作ることはもちろん大切です。
しかし、常温で保存できる商品として販売するためには、味付けやレシピだけでなく、食品のpHや水分活性、加熱殺菌条件などについて理解し、科学的な根拠に基づいて商品設計を行う必要があります。
Kさんは管理栄養士としての専門知識をお持ちですが、日々の食事を提供する仕事と、長期間保存できる加工食品を製造して流通させる仕事では、必要となる知識や考え方が全く異なります。
そこで、ピクルスアカデミーで学んでいただく内容を、Kさんが目指す商品開発にどう生かせるのかを具体的に整理しました。
ピクルスだけでなく、ジャム、ドレッシング、ソース、オイル漬けなど、さまざまな商品開発に応用できる知識を身につけることが、将来の事業展開にもつながります。
実際の保存期間や賞味期限は、商品の特性や製造条件、必要な検査結果などを踏まえて決定します。
■ 11月のマルシェで販売するところからスタート
Kさんには、11月に予定されている地域のマルシェでの販売という具体的な目標もありました。
そこで提案書では、講座の受講から商品試作、製造場所の確認、検査、初回販売、その後の販路拡大まで、段階ごとの行動計画を整理しました。
最初から完璧な工房を作ることでも、いきなり大規模に販売することでもありません。
まずは商品を形にし、必要な確認を行い、販売の経験を積む。
その先に、道の駅や産直市場での委託販売、ECサイトでの販売、そしてご夫婦での店舗やブランドづくりがあるのです。
このように、目標だけでなく、そこにたどり着くまでの道筋を具体化することが個別面談の目的なのです。
■ 個別面談では、一人ひとりに合った進め方を考えます
ピクルスアカデミーの個別面談では、講座の説明をするだけではありません。
現在どのような仕事をしているのか。
どんな商品を作りたいのか。
使える設備や人脈はあるのか。
どのくらいの規模から始めたいのか。
そして、将来的にどんな働き方や事業を実現したいのか。
こうしたことを伺いながら、その方に合った進め方を一緒に考えています。
同じ加工食品を作る場合でも、すでに飲食店を経営している方と、会社員として働きながら週末に販売を始めたい方では進め方が違います。
必要な知識も、準備する設備も、販売先の探し方も異なります。
だからこそ、一般的な説明だけで終わらせず、それぞれの状況に合わせて具体的に考えることが大切なのです。
今回、Kさんにお渡しした提案書も、面談で伺ったお話をもとに、実際の事業立ち上げを想定して作成したものです。
「加工食品を作ってみたいけれど、何から始めればいいのかわからない」
「自分の経験や地域の食材を生かして、何か新しい事業を始めたい」
そんな方は、まずは無料講座をご覧ください。
そして、ご自身の場合はどんな商品が考えられるのか、どうすれば事業として形にできるのか、具体的に相談したいと思われたら、ぜひ個別面談をご活用ください。
あなたの現在の状況や目標に合わせて、実現に向けた道筋を一緒に考えていきます。
それでは!

(どなたでも1度のみ参加出来ます)
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