2daysプログラム

ピクルスの製造、販売マーケティング、カフェの運営を学びたい方の2日間プログラムです。ピクルスが完成したら販路を開拓しなければなりません。マーケティング講座では実際に私共がおこなっている販路開拓の方法、ブランディング、ポジショニング、ターゲット選定、価格設定、メディア戦略などを学んで頂きます。そしてピクルスの収益化へ一番の近道である自社販売向けの低コストカフェ開業の方法を学んで頂きます。

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1日目:(座学)加工食品製造の基礎知識、マーケティング/(実技)ピクルスの製造

座学講義では加工品製造における基礎知識と萩野菜ピクルスが行ってきたマーケティング手法や、コロナ禍でどうやって業績を維持してきたかなど学んで頂きます。
実技講義では萩野菜ピクルスの8種類を実際に作って頂きます。その後、自分で使ってみたい野菜でピクルスを作りオリジナルレシピを完成して頂きます。
レシピは萩野菜ピクルスのレシピを開示いたしますので、そのレシピをそのまま商品化して頂いて構いません。

萩野菜ピクルス和風味/萩野菜ピクルス洋風味/プチトマトsweetハニーシロップ/うずらの絶品ピクルス/玉ねぎとオリーブと黒胡椒/人参とらっきょのピクルス/サツマイモとバニラビーンズのピクルス/きゅうりとピリ辛甘昆布

①野菜の下処理

野菜のカットの仕方で食感が変わってきます。野菜ごとに適した下処理を施して、千切り、乱切り、短冊切り等、どのカットの仕方がその野菜に適しているのかをみつけて頂きます。瓶詰めにするのか、パック詰めにするのかでもカット方法は変わります。自分の作りたい商品形態に合わせた野菜の切り方を見つけてください。

②野菜の殺菌

萩野菜ピクルスでは野菜を瓶詰めする前に必ず熱湯で茹でています。なぜ事前に茹でる必要があるのか?実は殺菌の他に2つ大事な理由があります。これをする事で製造スケジュールがとても立てやすくなり、作業に余裕も生まれます。ここでは野菜ごとの茹で時間と、茹でる時の注意点、そして2つの大事な理由を学んで頂きます。

③ピクルス液の製造

ピクルスの味付けはピクルス液の配合で9割が決まります。そしてそのピクルス液は「酢」が主成分になっており、どの「酢」を使うかによって味が全く変わってきます。萩野菜ピクルスでは主に「和風系」「洋風系」「フルーツ系」「スイーツ系」の4種類のピクルス液をベースにピクルスを作っています。まずはこの4種類のピクルス液を実際に作って頂きます。そして穀物酢、米酢、黒糖酢、リンゴ酢など様々ある酢の中から自分の理想の味に近いものを選び、ハーブやスパイスなどの調味料を加えオリジナルのピクルス液を完成させます。

④瓶詰め、煮沸殺菌、細菌検査

下処理を終えた野菜と作ったオリジナルピクルス液を充填し瓶詰めをします。最後にピクルス製造で一番気を付けなければならない煮沸殺菌と細菌検査について学んで頂きます。細菌検査は賞味期限を設定する際に必須となります。ここでは細菌検査の方法やどのようにすれば長期保存の検査をクリアできるかなどを集中して講義をいたします。お取引先に納品した後、ピクルスに細菌が発生してしまうと一発で取引中止になってしまいますので、徹底的にマスターしてください。

⑤実技〜ピクルス製造〜

実際にピクルスを作って頂きます。お野菜はこちらで用意しますが、ご自身で試したい野菜や素材がある方は持ってきて頂いてかまいません。レシピはそのまま自社商品として利用してもOKです。

(座学)基礎知識

加工食品の基礎知識を学んで頂きます。また萩野菜ピクルスが実際にどのように販路開拓やブランディングを行なってきたか、ピクルスとサンドイッチだけでどうやって大型店舗を構える事ができたのかを学んで頂きます。

ピクルスやサンドイッチを作る上での製造許可、カフェ運営に必要な営業許可などの免許についての基礎知識を学んで頂きます。他にも、「常温で長期保存をするための細菌の抑制の仕方」「細菌検査の方法」「加入しなければならない保険」「食品衛生責任者」「委託販売と買取販売どちらにするべきか」「販路の開拓の仕方」「バーコードの取得」「食品表示」「請求書の作り方」「売上の入金スパン」なども学んで頂きます。

(座学)マーケティング〜どのように萩野菜ピクルスは成長をしていったのか〜

2013年に野菜の卸売で個人事業を立ち上げ、2014年にピクルスの製造に着手。2016年にサンドイッチの製造販売と約30㎡のカフェの運営。2020年に約200㎡の大型カフェと新工場を設立。マーケティングの講座では弊社の成長段階における各フェーズごとに行なってきた施策をお話します。

2日目:サンドイッチ製造、店舗工場視察

2日目は売上の底上げと客層が一気に変わったサンドイッチの作り方の実践講座です。ピクルスだけでは呼び込めなかった客層を取り込むことで来店者数の増加と、ついで買いによる客単価の増加を狙います。

①DIYでカフェ施設を作る

弊社では2016年に10坪程度の小さなカフェを作りました。しかしカフェ経営など全くやった事がなかったので、失敗しても最小限の損失に抑える為全てDIYで行いました。カフェをする事でこれまで取り込めなかったお客様にアプローチをする事ができ売り上げも55%増となったのです。ここでは営業許可さえとってしまえばカフェは素人でも作る事ができるということを実例を元にお話しします。

②萌え断サンドイッチの作り方

カフェリニューアルをして売り上げが増えた大きな要因は間違いなくサンドイッチです。このカリキュラムでは普通のサンドイッチではなく、見た目にインパクトのある「萌え断」サンドイッチの作り方を学んで頂きます。見た目にインパクトのあるサンドイッチは瞬く間にSNSで拡散され、費用をかけずにお客様を呼び込む秀逸な集客ツールになります。

③フルーツサンドの作り方

フルーツサンドも野菜サンドも断面を意識して作るようにします。サンドイッチをうまく利用する事でピクルス以外にも特産品の利用法として幅を広げる事ができます。フルーツサンドはホイップクリームの硬さやカットの仕方で見栄えが全く変わってくるので、そのコツをお教えします。

店舗、工場視察

萩野菜ピクルスの店舗や工場の視察をして頂きます。かかった経費や融資の方法など気になる事があればどんどん聞いてください。全てお答えいたします。


 

ピクルスアカデミーでは受講生の皆様の加工食品開発に費やす時間を大幅に短縮することを最大の目的にしております。私共は経験や知識が全く無く、文字通りゼロから加工食品の開発に取り組みました。幾度となく失敗を重ね、商品が完成したのは1年後。そこから右も左もわからないまま販売を始め、様々な業態の商習慣の壁にぶつかりながら一つづつ学んでいきました。「その経験があるから今がある」とおっしゃって頂けることも多くその通りだと思う反面、やはり今思い返してみても必要のない無駄な時間の方が圧倒的に多かったのが実際のところです。そこに時間を使いたくなかったので教えを乞おうと様々な場所を探し回りましたが全くありませんでした。1年も商品開発に費やす時間があるなら、その時間を販路開拓などに回した方が何倍もましだと今でも思っています。受講生の皆様にはとにかく最短で自社商品を形にして頂き、それを武器に新たなビジネスの一手として活用して頂ければと思います。時間は有限です。学ぶ事で短縮できる時間は短縮し、そこで生まれた時間でいち早くビジネスを始め収益化に向け動き出してください。
その為に私どもは全力で皆様をサポート致します。

2DAYSプログラム

日程 【定員】
・10名
【1DAY】

・12月29日(木)(13時〜20時)

【2DAYS】

・12月29日(木)(13時〜20時)、12月30日(金)(9時〜12時)

料金 1DAYS 99,000円(税込)※ピクルス製造、マーケテイング
2DAYS 176,000円(税込)※全プログラム
複数名参加の場合
99,000円(税込)/1名※同じ企業、団体に所属する方に限り。友人等は不可。
お支払い方法 クレジットカード(一括、分割)、銀行振込(一括)
開催場所 (山口)山口県山口市若宮町2−44
研修施設 (山口)萩野菜ピクルス本店